Ultrahuman Ring AIRを3週間使ってみたレビュー! 実際の使用感や機能について

ガジェットレビュー·
サムネイル画像

こんにちは! スペイン在住の Hoda です。

今回は最新のスマートリングである Ultrahuman Ring AIR を入手しましたので、その機能やメリットデメリットのレビューをしてきたいと思います。

実際に数週間利用してみて、使い勝手やちょっと気になる点も出てきましたので、個人の主観から「実際のところどうなの?」という点も含めてご紹介できればと思います。

※本レビューは、商品提供を受けて執筆していますが、すべての意見と評価は公平かつ誠実なものです。提供元の影響を受けず、製品のメリットデメリットを正直にお伝えすることをお約束します。皆様の参考となる正確な情報をお届けするため、あらゆる観点から厳正な評価を行っています。

HoDoの紹介から購入すると10%OFFになります!

Ultrahuman Ring AIR の概要

Ultrahuman Ring AIR(ウルトラヒューマン・リング・エアー)は、快適さとコンパクトさを兼ね備えた、睡眠・活動・リカバリーをモニターする次世代のスマートリングです。このリングは、新しく改良された超薄型・ノッチレスデザインで、内側も滑らかに仕上げられており、日中・夜間問わず快適に着用できます。

バッテリーは使用状況に応じて4~6日間持続し、手首型ウェアラブルと比べ11倍も軽量で、タイピングや楽器演奏、睡眠中など、日常の活動を邪魔しにくい形状が特徴です。多くのスマートウォッチ利用者が睡眠トラッキングのために装着しない一方、指の動脈に近いリング型のトラッカーはデータの正確性も高く、信頼性が増しています。

Ultrahuman Ring AIRは、6軸モーションセンサーを搭載しており、身体の動きを精密にキャプチャします。また、非接触型温度センサーにより体温を常に把握することができ、さらにPPGセンサーを用いて心血管の健康も管理できます。

もともと海外のメーカのものですが、アプリは日本語にも対応しているのでデータなどの確認もスムーズに行えるのが特徴です。

また大きな特徴としましてサブスクリプション不要で使える点があります。巷のよくあるスマートリングではリング+αで サブスクリプションが必要になったりますが、こちらのスマートリングはサブスク不要で本体を購入すればずっと健康管理できます。

Ultrahuman Ring AIR のスペック・仕様

以下が、Ultrahuman Ring AIR の主なスペック情報になります。 

スペック仕様
重量2.4~3.6 グラム
ディスプレイなし
リアルタイム 分析情報心拍数、心拍変動、皮膚温度
睡眠トラッキング
歩数
距離とカロリー
VO2 Max
カフェイン管理
バッテリー寿命4〜6日間
フル充電時間90 分
防水最大100メートルの深さで、最長12時間
GPSなし
機内モード
デバイスを見つける

※ 一部の主要な部分のみを抜粋しています。

デザイン

デザインは可もなく不可もなくというシンプルなデザインです。ロゴなどが印刷されているわけではないので、どんなファッションやシーンでも無難にマッチすると思います。

カラーバリエーションは5種類あり、今回は「マットグレー」をご提供いただきました。

カラーバリエーションは5種類あり、今回僕は

後ほどご紹介したいと思いますが、しっかりとリングを購入する前のための サイズキット が存在しているので そこで指輪のサイズとカラーを実際に確認してから購入することができます。

Ultrahuman Ring Air の注目すべき点の一つとして、そのサイズの小ささだと思います。今回の僕のリングはサイズ⑨で、厚さ 2.5mm、幅 8.1mm、内径 21mm です。重量はわずか 3 グラムですが、一番小さいサイズは 2.4 グラムです。

ただ、小さいと言っても、正直結婚指輪のような指輪ほどのフィット感はありません。 特にリング使用直後はやはり若干の違和感はありました。

素材はチタン でできており頑丈かつ剛性も高いので遊びは全くありません。サイズを選択する際はその点も考慮して選択するのがよいと思います

数週間経過して、やっとつけていて違和感がなくなってきたという感じです。ただ、この小さなデバイスの中にセンサーや最新のテクノロジーが凝縮されていると考えるとてもすごいことだと感じます。

内側のデザイン

内側はいかにもメカニックなデザインになっており、 PPG 光学センサー、温度センサー、6 軸モニターセンサー、心拍数モニタリング、酸素飽和度センサーなどが搭載されています。Ultrahuman Ring Air はスマートウォッチとは異なり、指の動脈から人間の健康状態を把握するようにできており、手首からの計測よりもより正確な情報を取得できると考えているそうです。

内側はいかにもメカニックなデザイン

センサーがある部分は少しだけ平らになっているので、このセンサー面が手の内側(手のひら側)に来るように装着します。

使ってみて感じたのが、リングと言う性質上 、気づいた時に見るとセンサーが指の横側に回転していることがありました。 キツキツのサイズはいやだったので、少し余裕のあるサイズ感にしてみたので、それが原因かもしれませんが、これは指輪という性質上致し方ないのかと思います。あまりにもキツイと次は指をまげて何かを握る時に鬱血するような感じになるので、サイズの選択はとても重要だと思います。

リング内側にはすこし膨らんだ部分があるので、それを手のひら側にして装着します

↓ 内側には、しっかりと Ultrahuman のロゴも記載されているので、似ていいるリングデバイスがあってもしっかりと区別できるようになっています。

配送までの流れはスムーズ

日本ではAmazonからも購入することができますが、今回は僕は ご提供品ということなので公式ストアから送付をしてもらいました。

このように配送までのトラッキングなどもしっかりと確認することができました。僕がスペインに住んでいるということもあり、関税の面で少々到着まで時間がかかりましたが、問題なくスペインの自宅にも配送をしてくれました!

まずは、リングキットでサイズ計測

公式サイトで購入する際も、Amazonで購入する際も「サイズキット」が用意されているのでまずはそれを使ってサイズとカラーの実物を確認することができるようになっています。

リングのサイズは色々カラーの見本もあるのでイメージしやすい
リングのサイズは色々カラーの見本もあるのでイメージしやすい

リングキットでは 05 ~ 14 のサイズのリングのサンプルが用意されているので、それを指にはめてサイズ感を確かめることができます。

スマートウォッチと違い、リングは後からサイズ調整をすることができないのでしっかりと自分の指にあったサイズを選択する必要があります。

公式FAQでは、リングを「人差し指」「中指」「薬指」のどれかにはめることを推奨としています。血管の関係でこれらの指が一番計測がしやすいのだと思います。

また、カラーサンプルも付いているので実際のリングの色を確かめることができます。

ちなみに、人間の指の太さは日中で微妙に変化するので Uできれば2日間テストリングで生活して違和感のないサイズのものを選択するようにとのことです。確かにその通りで、実際に僕は最初テストリングをつけた時は右手の人差し指がちょうどいいかなと思ったのですが、数日つけて生活してみるとちょっとサイズが違うとういうことに気づきました。

結局サイズは 09 のリングで、右手の薬指につけるようにしました。

本物が届く

公式サイトで サイズと色を指定して購入することで、実際のリンクが届きます! 

外箱は Apple を意識したようなシンプルなデザインになっています。 同梱物は以下のようになっており、最低限のアクセサリーが入っています。

開封&内容品

外箱は Apple を意識したようなシンプルなデザインになっています。 同梱物は以下のようになっています。 内容の割には箱自体は少し大きいと思います。

  • Ultrahuman Ring AIR本体

  • ワイヤレス充電器

  • USB-Cケーブル (1m)

  • ユーザーマニュアル

  • スタートガイド

  • リングの充電方法ガイド

  • ステッカー

充電器

充電器はとてもシンプルで、指輪を置くだけで充電できる非接触型の充電器をが採用されています。

背面はラバー状の滑り止めになっているので、机の上などに置いても簡単に滑ることはないと思います。

また、1mの Type-Cケーブルもついているので、充電ポートさえあればどこでも設置できます。

ちなみに、充電器は通常は紫色LEDが点灯しており、リンクを置いて充電状態になると、白色LEDが点灯する仕組みです。

常に点灯している状態なので、夜のベットルームでも充電器の場所を見つけることができて便利です。

ちなみに、充電器もサイズが決まっているの 同じサイズの指輪でないと充電器を使うことができません。夫婦や家族でサイズが違う指輪を使っている場合は共有することはできませんのでご注意を。

それぞれ、自分のサイズの充電器を使う必要があります。

生活への影響はどう?

重さ 2.6g ということでかなり軽量なのが売りにされています。

確かにつけてみるとほとんど重さを感じないのですが、それでも厚みがあるのでやっぱりつけている感じはあります。

僕はそもそもアクセサリー系をほとんどつけないので、最初はちょっと違和感がありました。数日間つけていれば慣れるようになりましたが、それでも結婚指輪などと比べるとつけている感じはあります。

最近はスペインに移住を始めたので、クライアントとミーティングがあるときは早朝に起きたりと生活リズムが一定でないことが多いです。

特に睡眠トラッキングが主な売りになっているので、日中に気になる方や仕事上指輪をつけることが難しい人は家にいる時や寝るときだけでも良いと思います。

スマートウォッチとスマートリングを併用して一番感じたのは、「寝るときはスマートリングがとても良い」という点です。

また、スマートウォッチだと作業中にバイブレーションや文字盤の点灯で 集中が途切れることが時々ありますが、 スマートリングはビープ音が出たり、振動することはありません。これをメリットととらえるかデメリットと捉えるかは人次第ですが、ある意味ミニマリズムを重視する方には向いているかと思います。

例えば、僕の場合はケースバイケースどちらもメリットデメリットに感じます。例えば、仕事で集中したい時でパソコンをしている時は手首が気になったり余計の情報を遮断したいので、スマートウォッチは不要だと感じているので、スマートリングの方が相性がいいと思います。

ただ、旅行をする際は時間を定期的に確認したり、天気を確認することもあるのでスマートウォッチの方が適していると感じます。

ただ寝る時に関しては、僕は今までスマートウォッチ(スマートバンド)をつけてきましたが、やはり寝るときはスマートウォッチは邪魔です。 手首にくぼみができるので、寝返りをうったりすると当たって痛い時があります。

ちなみに、Ultrahuman Ring AIRは防水なので、シャワーを浴びたり食器を洗ったりする分には問題ありません。

スマートウォッチと比べてどう?

スマートウォッチと比べると一長一短だと思います。

スマートウォッチスマートリング
メリットディスプレイが付いているので時計以外にもその場で見れる 一般的にリングよりも電池が持つ寝る時はまったく邪魔にならない 時計は時計で好きなものをつけれる 軽くて着心地が良い
デメリット寝る時は正直邪魔になることが多いデータを見るためにはアプリを開く必要がある

僕はXiaomiのスマートバンドを普段つけているのですが、どちらも便利さを感じているのでどちらか片方に一元化するのは難しいと感じています。

ただ、スマートリングの一番のメリットはその小ささなので、睡眠中に邪魔にならない点は大きいです。 逆に、仕事中や外出中は時計を見たり、集中タイマーを使うことがあるのでスマートバンドがあると便利です。 

個人的には特に睡眠を計測できればと思っているので、睡眠中だけリングをつけて、後の時間はスマートバンドでも良いかと思いました。

Ultahumanアプリ

さぁ、スマートリングの一番の特徴はアプリで健康管理をできる点です。

特にこの Ultrahuman Ring AIR は睡眠管理に一番重点を置いて作られています。

アプリは Andorid , iOS ともに用意されているのでデバイスを気にせず使用することが可能です。

接続は Bluetooth にて行います。 

利用開始時のみ、リングを充電ドッグに乗せて Bluetooth のペアリングをすることで、後は充電ドッグに置かなくても自動的にペアリングされた状態になります。

Andorid と iPhoneの両方のアプリで試しましたが、どちらとも全く同じUIなので同じエクスペリエンスができます。

ただ、Bluetooth の関係で、両方と同時に接続することはできないので片方ずつと接続するイメージになります。しかし、データはアカウント上で共有されるので過去のデータや同期済のデータに関してはリングと接続できていなくても確認ができて便利です。

一点気になったのが、iPadとの接続ができませんでした。何度も試しましたが、エラーになります。 恐らく、複数の iOS機 で同じアカウントでログインをしようとするとエラーが出るのだと思います。

ちなみに、アプリはほぼ日本語対応となっており、基本的に日本語で使うことができるので問題ないと思います。まだ一部英語が残っていたり、日本語翻訳が難しいこともり、その点は最初は疑問に思うかもしれませんが慣れれば問題ないと思います。

画面はモダンで近未来をワクワクさせる

僕自身もスマホアプリを開発したり、WEB UIを作成することがあるので、こういうモダンで洗練されたデザインはとても気にっています。

見栄えの良いアプリを作るためにどれだけの時間と労力が費やされたかを考えると、かなり手の込んだアプリであることがわかります。

すべてのビューグラフの表示方法が必ずしも気に入っているわけではありませんが、Ultrahuman はユーザーエクスペリエンスの改善と更新に多大な努力を続けています。

睡眠やアクティビティのデータの詳細をもちろん確認することもできますし、簡単に健康管理をしたい方はその時のスコアが数値化されるので一目で状態を確認できる点は秀逸だと思います。

結局色々なデータを見せられたとして、「だからどうなの?」という点をうまく数値化して見える化できているのはユニバーサルデザインだと思います。

機能① 睡眠計測

Ultrahuman Ring AIR の一番のメイン機能は睡眠計測です。さすがメーカーもこの機能を推していることもあり、かなり詳細にデータを取得してデータ化をしてくれます。

以下の図でも紹介していますが、主に以下のデータを表示してくれます。

  • 合計睡眠時間

  • ベッドでの時間

  • 回復的な睡眠

  • 睡眠効率

  • 温度

  • リラックス度

  • 心拍数低下

  • 回復時間

  • レム睡眠・浅い睡眠・深い睡眠

  • 寝返りの回数

  • 血中酸素濃度

これらのデータをすべてグラフ化や数値化して表示してくれます。各データの平均やデータの意味などもアプリ内で確認することができるので、健康意識を高めるにはとても良いと思います。

睡眠指標
睡眠指標
睡眠指標
睡眠指標

機能② カフェインウィンドウ

皆さん、コーヒーは好きですか? 僕はコーヒーが好きなのですが、カフェインがバリバリ効く体質です。

なので夜にカフェインを摂取すると、夜寝付けなくなることも多々あります。。。

Ultrahuman Ring AIR ではカフェインウィンドウという機能があり、カフェインなどの刺激物の摂取を追跡し最適化します。異なる刺激物に対する体の反応を理解し、覚醒を促しながら夜間の休息に影響を与えない最適な摂取タイミングを助言してくれます。

簡単に言うと、「何時までにこれを飲めば夜の睡眠には影響しないよ。」という点を見える化してくれる機能です。例えば、左の図だとカプチーノやモンスターエナジーがグレーアウトしていますが、これはもう今の時間には飲んでいけないということです。逆に緑茶やコカ・コーラなどはカフェインの量が少ないので、僕の生活リズム内ではまだ飲んでもよいという ことになります。

よくカフェで仕事することが多いので、この機能のおかげでちょっと意識するようになりました。その結果かはわかりませんが、夜あまり寝付けなくなることは少なくなったと思います。 

機能③ ストレス

Ultrahuman Ring AIR ではストレスをトラッキングする機能も備わっています。毎日のストレスをデータ化してくれて、最終的にはスコアにしてくれるので、その日にどれくらいストレスを受けていたかを確認することができます。

基本的に僕はあまりストレスを感じない生活をするように心がけていますが、こうやって見ると少なからずストレスを受けているということがわかります。

ストレスのスコアを知ってどうするの?という感じかもしれませんが以下のような活用方法があります

  • パターンを把握する: ストレスが高まるタイミングや要因を見つけ、自分の生活のどこで改善が必要かを理解できる。

  • 生活習慣の調整: 睡眠、運動、食事などの生活習慣がストレスに与える影響を観察し、少しずつ調整できる。

  • トリガーを避ける: 特定の活動や状況がストレスの原因であれば、それを避けたり対策を考えましょう。

  • 休息と仕事のバランス: スコアが低いときは無理をせず、休むことも大切。

  • 目標を設定する: スコア改善を目標にすることで、日々の行動へのモチベーションも上がります。

普段、知らずにストレスを受けていることもあるのでそういうのを減らせれば健康的にもなります。ストレスを感じていると病気にかかったり、体が弱る原因なのでこれを見える化できるのが意外といい機能です。

機能④ スマートゴール

これはスマートウォッチやスマートバンドでは当たり前の機能かもしれませんが、自分で日々の目標をセットしてそれの達成度を確認できる機能です。自分の健康状態を元に、自動的に最適な値が設定されます。もしくは各目標を手動でカスタマイズすることも可能です。

機能⑤ ビジョンプラットフォーム

個人的にはアプリでデータをちまちま確認するよりも、PC上で確認したかったりします。そんな時に役に立つのがビジョンプラットフォームという機能です。

これは vision.ultrahuman にアクセスすることで、以下のようなデータをPC上で確認することもできる機能です。個人データはすでにクラウド上に保存されているので、同じアカウントでログインするだけで毎日のデータを一括で確認することができます。 スマホ画面よりも大画面で毎日のデータを確認できるので個人的にはこっちの方でデータを見る方が好きです。 (データが抜けている日は単純にリングをし忘れていた日です 笑)

WEB上で各データの確認ができます

その他の機能

その他にも主に以下のような機能があります。 機能は今後も追加されるよていで、アプリの パワープラグ という画面から必要な機能だけを選択して有効化することができます。

ムーブメントインデックス:ムーブメントインデックスは、日々の動きの量と分布を追跡します。頻繁な動きは血行促進や姿勢改善などの効果があり、単なるカロリー消費以上の利点があります。このスコアは、1日の特定の運動量ではなく、メッツ(代謝当量)を基準に1日を通じてどれだけ頻繁に動いているかに基づいて算出されます。

AFib検出:毎晩心拍リズムを密かにモニタリングし、心房細動(AFib)の早期兆候を検出します。シームレスで夜間に行われる監視により、毎日の医療グレードのレポートで安心感を提供します。

フェーズアライメント:自然なサーカディアンリズム(体内時計)に基づき、ライフスタイルに合ったアドバイスを提供。自然光を浴びる時間や運動、夜のリラックスタイムを最適化し、エネルギーレベルや睡眠の質を向上させ、全体的な健康を強化します。

妊娠インサイト: 妊娠中に合わせて健康管理とアドバイスをカスタマイズ。栄養、活動量、重要な健康指標に関するアドバイスが提供され、母体と赤ちゃんの健康と発育をサポートします。安全性と健康維持を最優先にした情報を提供します。

Zones機能:Zonesは、メンバーおよび非メンバーが選んだ人々と日々のスコアを簡単に共有できるカスタマイズ可能なオプトイン機能です。プライベートグループを作成し、家族や友人を招待してスコアを共有し合いましょう。

ワークアウトモードはまだベータ版

まだベータ版なので心拍数データなどの信頼性はまだ低いようですが、ワークアウトという機能もあります。

これは事前に「ウォーキング」「サイクリング」などのワークアウトを登録して、その時の心拍数やカロリーのデータを表示してくれます。ワークアウトを登録し忘れても、後からアプリで「○○時にウォーキングをしましたか?」のように聞いてくれるので、そのまま登録することも可能です。

ただ、運動中に指を握ったりすることで心拍数が変動することがあるそうなので、その点はまだベータ版ということみたいです。

当然、この点についても改善が現在行われているので将来的にはもっと精度が高くなると思います。

データの精度は?

精度は割といいと思います。時々、寝る前に横になって本を読んだり、スマホをいじったりすることがありますが、その時間に関しても起床中と判断してくれることが多いです。

ただ、実際にスマートバンドと比べると 睡眠時間に誤差が生じることもあります。実際に自分が寝落ちした時間はわからないので、どちらが正しいかはわかりませんが、そもそも睡眠時間を正確に測ること自体難しいと思っているのでそこまで気にはしていません。

睡眠の質やレム睡眠のサイクルなどは大体 スマートバンドとスマートリングとで一致しているので、完璧ではないにしてもしっかりと睡眠の質を科学的に計測できているのだと思います。

データ①データ①データ②データ②
データ③データ③データ④データ④

上記のデータはスマートバンドの睡眠データと、スマートリングのデータを比較したものです。 データによっては完全に一致しているものもあれば、1時間くらいずれていることもあります。 これは単に2製品で比較しただけなので、どちらが正しいデータかわかりませんが、睡眠時間に関してはざっくりと計測できてはいることはわかります。

そもそも詳細な睡眠時間を正確に知りたい訳ではなく、そのデータをもとにより健康に過ごすためのアドバイスになればよいと思うので、ある程度あっていればいいと思います。

ちなみに、睡眠時間同様にレム睡眠・ノンレム睡眠などの波長の波も大体スマートバンドとリングでは一致していました。 完璧ではないにしろ、体の傾向を知るという意味では計測自体はできていると思います。

週間使ってみた正直な感想

元々、僕はスマートバンドを持っており、睡眠管理も健康管理もある程度できている環境ではありました。

ただ、ちょうど今回の商品を提供いただいたのでスマートリングというものを人生で初めて試してみたのですが、「想像以上に細かい情報までデータ化してくれてすごい!」というのが率直な感想でした。

スマートバンドを持っていると言っても、主に時計やタイマーとしてしか使っていなかったですし、睡眠時間を計測できてもそこからじゃあどうしようとか考えてはいませんでした。

両方つけているのは、はたしてスマートなのか??

一方、 Ultrahuman Ring AIR では睡眠や日頃のストレスから情報を整理してデータ化して課題や現状をアプリでシェアしてくれるので、今まで受動的になっていた健康管理に改善しようというモチベーションを与えてくれるようになりました。

特に僕は最近、拠点を日本からスペインに移したということもあり、クライアントの時間に合わせて早朝に起きたり夜遅くまでミーティングをしたりすることも増えてきました。

そうすると、当然睡眠時間が減ったり、知らないうちにストレスが溜まっていたりするのですが、そういうのを実際にスコア化してくれるので「今日はスコアが低いからちょっと長めの昼寝をしようかな」や「ストレスたまっている気味だから、散歩に行こうかな」というように意識するようになりました。(健康は気持ちからです!笑)

その他気になったメリット・デメリットは以下の通りです

メリット:追加のサブスクリプションが不要

主な競合製品 ( Oura Ringなど) とは異なり、Ultrahuman Ring Air は追加のサブスクリプションを必要とせず、すべての健康およびアクティビティデータの分析情報を無料で提供してくれます。

リングを買えばあとは永久的に健康データを確認することができるのは長期的に見て大きなメリットだと思います。しかもそれでもしっかりとアプリは随時更新されていくので、優良な製品だと感じます。

メリット:探す機能

充電などで指輪を一時的に外すことも多々あると思います。そんな時に、指輪をうっかり失くしてしまうこともあると思います。

(僕の友人は AirPods を5個以上失くしたという猛者もいますが、、、)

そんな時に便利なのが、「Locate my ring」という探す機能です

この機能を使えば、家の中で指輪の位置をダウジングすることが可能です。

メリット:他のアプリとの連携が豊富

日本で有名なアプリは Apple Health , Garmin くらいだと思いますが、リングのデータを他のアプリと同期することが可能です。すでに使っている健康管理アプリがあれば、そのデータをさらに充実させることができます。

連携対応しているアプリ一覧

  • Strava

  • Apple Health

  • Garmin

  • Fitbit

  • Training Peaks

  • Zwift

  • Wahoo

  • Polar

  • Suunto

  • Google Fit

  • Clue

  • Coros

  • Withings

  • Peloton

(2024年10月時点)

デメリット:傷つけ、傷付きやすい

指輪自体は耐久性のあるチタン素材でできているので、プラスチック感や安っぽい感じはなく頑丈です。

しかし、その反面指輪が固いものに当たるとその対象物を気づつけてしまう可能性があります。

気を付けていればそんなことないと思う方もいると思いますが、腕時計と違って指にあるのであまり意識をしていなかったり、後は何か太いものを握った時に当たったりすることがありました。

太い指輪なので、例えば自転車のハンドルを握ったり、ジムでベンチプレスを持ち上げたりする際は指輪が干渉します。使用環境によっては指輪を一時外しておく必要もあるのはこの製品というよりかは、スマートリング自体のデメリットに感じます。

公式の注意点にも書いてありますが、 ジムなどでベンチプレスを持ち上げたりする時は指輪が直接当たるので外した方がいいとされています。 もし気になる方はAmazonなどでUltraHuman Ring Air に対応しているシリコンカバーがあるので、それらを装着することで傷を防ぐことができると思います。

● UltraHumanリングエアカバーに対応 - ワークアウト用弾性シリコンリングプロテクター

● ULTRAHUMAN Ring AIR用保護リングカバー

注意:結婚指輪があると干渉する

これは特定のケースだと思いますが、結婚指輪をつけている方は右手の中指には スマートリングをつけることができません。

写真のように指輪同士があたってしまい、どちらかが傷ついてしまうので、注意しましょう。

Ultrahuman Ring AIRの価格

Ultrahuman Ring AIRの価格は349米ドル(€379.00)です。上記でも書いていますが、追加のサブスクリプション費用は不要なので買い切りで使い続けることができます。

こちらから購入することで10%OFFになります!

また、トレードインオプション(下取りのオプション)があるので古いスマートリング(Ouraリングを含む)をトレードインすると、新しいUltrahuman Ring AIRの購入に最大100ドルのクレジットを適用できます。

送料は、配送地域によって送料が異なります。日本国内だと約27ドルくらいかかります。

公式サイトから購入することで、サイズキットも含まれるのでAmazonから購入するよりもお得だと思います。

ちなみに、 Apple 製品のように UltrahumanX coverage plan という保証プランもあります。こちらは年額のものになりますが、故障・盗難・紛失などのケースに対応してくれる保証となっています。加入は任意なので、追加保証を付けづに購入することも当然可能です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。 Ultrahuman Ring Air は、最新のスマートウォッチに匹敵する健康データの収集と、全般的な健康状態に関する主要な傾向を提供する、洗練された超小型の健康トラッカーでした!

スマートウォッチほどかさばることなく睡眠データを記録できる優れたツールで、一般的に役立つ分析と睡眠の改善方法が得られます。光学式 PPG センサーにより、心拍数トラッキングは一般的なスマートウォッチに匹敵します。

スマートリングという製品自体まだ世間に浸透していませんが、スマートウォッチよりも小型なので 寝る時に邪魔になりたくない方やあまり手首にモノをつけたくない方には最適な選択肢だと思います!

逆に言うと、ディスプレイがないのでデータを確認するためには毎回アプリを開かないといけないという手間もあると思います。

これに関しては各ユーザーの好みになると思いますので、今回レビューを参考にいただきまして、気になった方は公式サイトをチェックいただければと思います!

※本レビューは、商品提供を受けて執筆していますが、すべての意見と評価は公平かつ誠実なものです。提供元の影響を受けず、製品のメリットとデメリットを正直にお伝えすることをお約束します。皆様の参考となる正確な情報をお届けするため、あらゆる観点から厳正な評価を行っています。

よくある質問

自分に合ったリングサイズを選ぶにはどうしたらいいですか?
Ultrahuman Ring AIRのサイズに迷っている場合は、リング注文後に無料でお届けするサイズキットをご利用いただくことをおすすめします。このサイズキットには、サイズ5から14までの高品質なプラスチックリングサイズが含まれています。Ultrahuman Ring AIRのサイズは、標準的なUSリングサイズと若干異なる場合があり、ハーフサイズは提供していない点にご注意ください。
Ring AIRのサイズはどのように展開されていますか?
Ultrahuman Ring AIRは、サイズ5から14までの10種類のサイズがあります。
リングを着けるのに最適な指はどれですか?
人差し指、中指、または薬指に着けることをおすすめします。最終的には、これらの中で最も快適に感じる指や個人の好みによって決めてください。
Ring AIRのサイズは他のスマートリングやUltrahuman Ring(R1)のサイズと一致しますか?
Ring AIRのサイズは独自のものであり、他のスマートリングと直接一致するわけではありません。ただし、最適なフィットを見つけるために無料のリングサイズキットをご利用いただけます。
最終更新日

広告