
[完全ガイド] 📸星空の撮影方法のコツと気をつけるべきポイント
どうもHODAです!みなさんご無沙汰しております!
最近は色々な案件をバリバリこなしながら、同時に写真撮影📸の方もよく行っております。最近は友人にキャンプに誘われることが多く、夜に星空を撮影することが多いです。
そんな今回は、TABIHODA流の「⭐️ 星の撮影方法」についてご紹介したいと思います。
↓ちなみにですが、つい先日は愛知県の新城市の方でこのような星空を撮影してきました。やや曇りでしたが、一瞬だけ晴れてくれたのでこんな感じで撮影することができました!
目次
星を撮影するコツ① 「月」
意外と気にしていない方が多いですが、月が出ているか出ていないかで星撮影に大きな影響があります。もちろん、月がない方がその分暗くなるので綺麗な星空を撮影することができます。
↓こちらのように月が2%くらいならOKです。むしろ月も風景の一部として映えるでしょう。
↓しかしこのように半月以上になると眩しすぎるので、シャッターを開けている間に光を取り込みすぎてしまいます。結果として写真上で邪魔な存在になってしまうので、月が50%以上見えている場合は、星の撮影は不向きできます。
↓最近では、月の満ち欠けがわかるアプリがたくさんあるので、しっかり確認してから撮影する日を決めるようにしましょう!
ただ、月の位置が低ければ星空撮影にそこまで影響はありませんので、月の位置も気にするようにしましょう。月が真上にあって満月の時は、撮影すべきではありません、、、笑
星を撮影するコツ② 「撮影場所」
これは当たり前ですが、撮影するときは街灯などがない暗い場所で撮影を行いましょう。
できれば標高が高めの山の開いた場所などがあると最高です。
星を撮影するコツ③ 「マニュアルモード」
最近のカメラはかしこいので、自動モード(オートモード)でもある程度綺麗な写真を撮影してくれるでしょう。
しかし、しっかりと綺麗な星空を撮影するならやはりマニュアルモードにする必要があります。これは星空撮影のための細い設定を行うことはもちろんのこと、実際にマニュアルで色々といじることで、カメラの知識も増えてきます。夜景撮影でスキルを磨いておくことで、日中の撮影技術にも活かすことができます。
星を撮影するコツ④ 「一番小さいF値で撮影」
夜空を綺麗に撮影するポイントは、Fを一番小さい状態で撮影することです。
僕の場合は、単焦点レンズで F1.8 というレンズがあるので、それを使っています。できれば単焦点レンズの方がFをできる限り小さくできるのでオススメです。ズームレンズを使うときも、できる限りFを低い状態で利用した方が、光を多く取り込んでくれるので、夜景撮影には向いています。
星を撮影するコツ⑤ 「500ルール」
僕が参考にしていた海外のYoutuberの方が「500ルール」がいいと言っていたのでいつも参考にしています。
これは自分のカメラのレンズの焦点距離からシャッターの開放時間を計算できるという公式になります。
例えば自分の持っているレンズが 50mm のレンズだった場合は、、
500 ÷ 50mm(焦点距離) = 10(秒)
ということで、夜空撮影では 10秒間シャッターを開放するのがいいという計算になります。
これは一概には言えませんが、大体このルールで決めておくといいです。
ただできれば、この計算で出した秒数よりもちょっと短めがいいです。なぜかというと、あまりにもシャッターを開放してしまうと星が動いてしまい、以下の画像のように線になってしまうからです。

これを防ぐためには、できる限りシャッターは開放しないで光を取り込めるように F値 の低いレンズで撮影をするのがいいです。
星を撮影するコツ⑥ 「RAWで撮る」
海外のYotuberが「Shoot in Raw」と言っているのを思い出しました笑。
つまり jpg形式ではなくて RAW形式で撮影することという意味です。 RAWで撮影をすると、撮影後の写真が暗くなりがちですが、RAW形式にはカメラから取り込んだすべての情報が凝縮されているので、後から画像編集で見違えるように綺麗にすることができます。
jpg 形式で保存してしまうと、カメラが自動的に必要な情報を切り落として人間が見やすいように加工してしまうので、本格的に綺麗な星空を取りたい人には不向きです。
星を撮影するコツ⑦ 「ホワイトバランス」
意外と気にしない方が多いですが、星空撮影でもホワイトバランスは重要です。
日中の撮影では自動モードでも綺麗に撮れますが、星空撮影でもホワイトバランスを自動にしていると夜空が緑がかったしまったりすることが多いです。
一般的な一眼レフカメラでしたら、ケルビンの設定ができるので、夜景撮影の時は 4000K に設定をして撮影するのがオススメです。
4000K という数値は一般的にちょうどいい感じの値になります。これは撮影した画像をあとから編集する際に、どちらにもアジャストすることができるので、個人的は4000Kがオススメです。
星を撮影するコツ⑧ 「ISO」
カメラの明るさを左右する要素としてISOも存在します。カメラ経験者の方でしたらご存知かと思いますが、ISOを高くすれば写真は明るくなりますが、その一方ノイズが発生しやすくなります。
星空撮影も同様で、ISOを高くしてしまうと、例えば ISO 10000くらいにしてしまうとかなりノイズが発生してしまいます。ですので、高くても ISO 4000 にして、できれば ISO 2000くらいで撮影できるとベストです。
この辺りは実際に撮影してみてからの調節ですが、 ISOを高くして シャッター開放時間を下げたりしてちょうどいいポイントを見つけていくのがいいと思います。
まとめ
ここまでの内容をまとめますと、以下のようになります。
星空を撮影するのに月は影響しますか?
撮影に月は大きく関係します。月の位置にもよりますが、満月の時は月が明るすぎますので、できれば半月以下の時に撮影するようにしましょう。
星空を撮影するのに適したF値はどれがいいでしょうか?
できるだけ多くの光を取り込んだ方がいいので、F値は小さい方がいいです。できれば F1.8くらいの単焦点レンズを使うのがいいです。
星空を撮影するのに適したシャッター開放時間は?
500ルールというものがあるので、自分の使用レンズの焦点距離から計算して、開放時間を算出するのがいいでしょう。あまりにも長すぎると星が移動してしまうので、Star trailing のようになるので注意です。
星空を撮影するのに適したホワイトバランス設定は何ですか?
絶対にホワイトバランス自動で撮影するのはやめましょう。ホワイトバランスはカスタム設定にして ケルビンを4000K に設定するのが最適です。
星空を撮影するのに適したISO設定は何ですか?
ISOを上げすぎると、ノイズが発生してしまうので、ISOは2000 ~ 4000の間で設定するのがいいでしょう。
こちらの内容をカメラで設定して、カスタムモードに保存しておくことで、いつでも夜景の設定を呼び出すことができるので、オススメですが!参考になれば幸いです!