Notta memoをビジネス環境で実際に使用してみた!無料/有料プランの違いも解説

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こんにちは!HODAです!

今回は Notta さんから商品提供をいただきましたので、レビューをしたいと思います。

AIメモツールの世界を少しでも覗いてみると、同じセールストークを何度も読んでいるような気分になります。「自動文字起こし」「AIによる要約」「シームレスな統合」。もはや問題は、これらのツールが何をするのかではなく、どれだけうまく機能するのか、そして実際に誰のために作られているのかということです。

簡単に自己紹介

Hoda (ほだ)

スペイン在住

エンジニア、WordPress、Shopify、KAJABIなどが専門。一応リタイアという名目でスペインに移住しました。

Nottaの企業について

元々、このデバイスを出している Notta という企業は2020年から Notta AI というブラウザ上で機能するスクリーンレコーダーや文字起こしソフトを手がけて成長してきた会社です。特にその頃からすでにAI文字起こしなどを行っており、実際に Notta AI というサービスも業界では有名です。

そんな会社が発売を始めたが、独自のレコーダーである Notta AI となります。

僕も Notta AI はアカウントだけ作成したことがあり、正直使ったことはありませんでしたが、今回レコーダーを介してこのサービスを見てみたいと思います

Notta memoの開封と第一印象

Notta Memoでまず目に留まるのは、そのミニマルで高級感のあるデザインです。MAC風のコンパクトな箱には以下のものが含まれていました。

  • レコーダー本体
  • マグネット式USB-C充電ケーブル
  • マグネット式ケース(MagSafe対応)
  • クイックスタートガイド

重さわずか28gで、クレジットカードほどの大きさのこのデバイスは、小さなポケットでも楽々と収まります。

マットなアルミニウムボディはしっかりとした作りで、デバイス上には小さなスクリーンがあり、 バッテリー残量、 Bluetooth接続状況、録音モードが一目でわかります。

レコーダーはまずは小さいことが重要だと思います。今ではスマホでも十分に録音できるので、スマホ + αでも邪魔にならないという点は高く評価できると思います。

仕組み

Notta Memoは、基本的にデュアルモードのボイスレコーダーです。物理的なトグルスイッチで2つのモードを切り替えることができます。

  • ライブモード- 会議、講義、インタビュー、アンビエント録音に適しています。
  • 電話モード- 骨伝導マイクと振動センサーを使用して電話の通話を録音します。

録音が終わったら、Notta MemoはBluetoothまたはWi-Fi経由でNottaアプリと同期します。そこでAIによる文字起こし、翻訳、要約などが可能となります。

機能の詳細

AIレコーダーとしての機能を以下に整理しています。

デュアルマイクシステム

  • 4つの MEMS マイクが周囲の音をクリアに捉えます。
  • 骨伝導マイクをスマートフォンに取り付けると、電話の通話をキャプチャします。
  • 騒音環境でも効果的。

となっていますが、実際に利用したところ、録音したデータはあくまでも聞き取れるという音質でした。ただ、Notta memo のウリとしては高音質のボイスレコーダーではなく、自動文字起こしや要約翻訳がメイン機能です。なので、別に録音された音声のクオリティにはこだわる方はいないと思います。正直「聞き取れればいい」と思いますし、文字起こしできるので後から聞くことはほとんどありませんでした。

AI機能

  • 文字起こし: 98.8% の精度で 58 の言語をサポートします。
  • 要約テンプレート: 30 以上の形式 (会議、講義、インタビュー、日報)。
  • スピーカーラベル: 音声を正確に区別します。
  • Q&A 抽出: インタビューから質問と回答を抽出します。
  • ToDo リストとアクション項目: AI がそれらを検出し、構造化します。
  • AI チャット: メモについて質問します (「先週の火曜日の会議での主な決定は何でしたか?」)。

バッテリーとストレージ

  • バッテリー: 録音時間約 30 時間、スタンバイ時間約 28 日。
  • 充電: 磁気 USB-C ケーブル経由で 1.5 時間でフル充電。
  • ストレージ:32GB(約300時間のオーディオ)。

バッテリーやストレージに関しては十分だと思います。特に連続30時間は十分ですし、もし電池がなくなりそうでも 1.5時間でフル充電できるのは素晴らしいです。ストレージも32GBあり、音声データだけを扱うので十分

無料プランでできること・制限

このデバイスは○○円くらいしますが、プロプランも用意されています。

基本的に無料プラン(スタータープラン)での制限は以下のようになっています

  • ファイルインポート : 100件
  • AI要約 : 100件
  • リアルタイム翻訳 : 2回
  • 2か国語文字お越し翻訳:4回

これは月間の上限となり、スタータープランを開始してから1カ月サイクルで上限はリセットされます。

例) 例えば、 2025年12月28日17:30からスタータープランを開始した場合には翌月の 2026年1月28日17:30 にはリセットされます。

ヒント

このスタータープランというのは、 Notta memo を購入した方限定の生涯無料プランのようなものです。通常の Notta AI の無料プランよりも機能や上限が増えています

実際に無料プランをリアル生活で使ってみた感想

僕の用途としては、主に ビジネス用途と語学学習用途で使えると思いました。特に定期的にクライアントとZoomミーティングすることがあり、ウェブ制作などのシーンでの打ち合わせが多いです。一応随時メモを取ったり、画面録画を行っていますが、「あれってなんて言ったっけ?」という時にそれを探すのが大変だったりしました。

ということで、実際にクライアントさんとのミーティングでも利用をしてみました。

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こんな感じで、スイッチを入れてスピーカー部分においておけば しっかりと声をとらえてくれます。 声の認識能力はとても高く、試しに カフェにいる時に これを胸ポケットに入れたまま電源をONにしても隣の人の会話をある程度聞くことができました。(盗聴じゃないよ)

ミーティングで利用すると、こんな感じで

有料プランと無料プランの違い

Starterプランとプレミアムプランでは以下のような違いがあります。

実際に使ってみましたが「時々利用する」くらいであれば、無料プランでも問題ありませんでした。しかし、月間300時間を超える使用時間が必要な場合はプレミアムプランが必要となります。

Starter(無料)プレミアム
文字起こし時間300分1800分
一回の文字起こし時間300分300分
音声・動画のインポート100回(ただし5分間まで)100回
ウェブ会議の文字起こし
リアルタイム録音文字起こし
テキストデータのエクスポート
単語登録
Notta AI
翻訳
自動文章校正
話者設定
音声倍速再生
無音スキップ

ちなみに、音声認識の精度は無料プランでも有料プランでも全く違いはありませんでした。

※ Notta AI には通常の無料プランというものもありますが、 Notta Memo購入者は スタータープラン という扱いになり、ただの無料プランよりも上限が高くなります

無料プラン が向いている人

そこまで毎日録音する必要がなければ無料プランでも十分です。目安は 月間 300分なので、毎日10分、毎週70分くらいの使用機会がなければ無料プランでもOKですね。

有料プランにした方がいい人

逆に言うと無料プランでは上限に達してしまう方は有料プランにする必要があります。

特にAI要約機能を使って、長い会議を時短でまとめたい方は最適だと思います。これは月間100回まで利用することができますが、恐らく無料プランでは短いミーティングにしかならないので、結局は有料プランが必要になると思います。

テンプレートがあるようですが、今回は利用しませんでした。

実際に利用してみた

今回は以下のシーンで利用してみました。

クライアントとのウェブ会議

実際に、仕事の打ち合わせのミーティング中に Notta memo をスピーカー付近におき、10分ほどの録音をしてみました。

Notta memo をスピーカー付近におき、10分ほどの録音
Notta memo をスピーカー付近におき、10分ほどの録音

結果としては、かなり精度のよい内容だと思います。

今回は、ほぼ初めて使用した感じだったので、クライアントの会社名などの固有名詞は正確に文字起こしできていませんでしたが、単語登録で しっかりとチューニングすることで、この点も改善できると思います。

僕の癖として、 あーえー を言うことがあるので、それも含まれていますが、文字起こしとしては良い精度だと思います。 あとは、これをそのまま要約することができるので、画像の左側のようにミーティングの内容を整理してくれました。

オンライン語学レッスン

僕は英語だけでなく、スペイン語も勉強をしています。最近はスペイン語のオンラインレッスンもしているので試してみました。 まだわからない単語も多く、先生が言っていることを100%理解できるわけではなく、後から「ここって先生はなんて言ってたんだろう。。」というシーンが多かったです。なので、今回も Notta memo を使い、レッスンを録音してみました。

結果としては、スペイン語でもしっかりと認識をして文字起こしをすることができました。

しかし、精度としては、日本語や英語に比べると少し劣っているような感じがしました。実際に公式サポートに確認すると、

英語・日本語の精度は高いが、それ以外の言語はまだまだ改善中

という回答がありました。全然、聞き取れている方だと思いますが、スピーカーや話し手のアクセントによってはもしかしたら精度が低くなることもあります。

僕は現在は一時帰国していますが、基本的に海外にいることが多いです。例えば、海外で病院や役所に行った時に、すべて聞き取れるわけではないし、後から誰かがすべて翻訳して説明してくれる訳でもありません。そんな時に、これで録音しておけば、後からなんて言われたか確認することができるし、語学学習の練習にもなると思いました! (録音できる場所でのみ使用しましょう。)

Nottaの強み

個人的に今回 Notta AI を使って感じたメリットや確かな強みは以下になります。他社のレコーダーと比較した訳ではありませんが、肌感覚では以下のように感じました。

高速文字起こし

個人的に文字起こしのクオリティはそこまで気にしていません。話している言葉を100%テキスト化する必要はないと思っており、どちらかと言うと僕は速度の方を重視しています。その点で言うと Notta memo で録音したデータはかなり高速に文字起こし処理がされました。

例えば、会議で録音した20分の動画で文字起こしを開始すると、数分後にはスクリプトが作成されました。例えば、 Premiere Pro でも文字起こしができますが、それだとやはりもう少し時間がかかりました。

AIレコーダーを使っている方って、やはり忙しい方が多いと思うので、できるだけすぐに文字起こしできる点は他の競合よりも秀でていると思います。

インターフェースはシンプル

インターフェースはとてもシンプルで、どこで何ができるかがはっきりとわかります。また、デバイス自体もシンプルな作りとなっており、 ボタン長押しですぐに録音が開始される点も素晴らしい

専門用語 の登録

この辺りのチューニングができる点も評価できる。特に、サービス名や会社名の固有名詞をいう時に、登録できるのは大きい。無料プランであっても200個まで登録することができるので、十分かと思う。

日本語でのサポート

notta は元々は海外の会社ですが、現在は日本法人もあり、しっかりとサポートを受けることができます

PCとの同期ができる

正直、文字を読んだりテキストを編集したりするのはスマホよりもPCの方が間違いなく操作性が高い。ほぼシームレスにPCから再生することもできるし

改善して欲しい点

薄いが故の Type-C ではないこと

この薄さのAIレコーダーであることはとても素晴らしいのですが、充電が専用のケーブルでしかできないのは少々不便です。これを失くしてしまうと代替えができないし、できればTypeCが良いと思いました。

最後の数秒が切れてしまう

これは僕の機器だけかもしれませんが、録音を止めた直前の会話が処理されていませんでした。 まぁ、会議が終わってすぐ停止するのではなく、数秒待ってから止めればいいと思うのですが、ちょっと気になりました。

この辺りはファームウェアのアップデートで改善されると思うので、期待ですね。

えー あー の除去

これについてもレコーダー自体の話ではなく、処理するシステム側の問題なので、これもいずれは改善されると思います。

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最終更新日

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