みなさんこんにちは!海外フリーランスの@HODAです。
南米を回っていて今回一番感動しました。エクアドルに来たらみなさんにも是非行って欲しいのでしっかりと内容を書こうと思います。
Mitad del Mundo=地球の真ん中
エクアドルにはなんとなく来たわけですが、スペイン語で「エクアドル=赤道」ということで赤道に行ってみることにしました。キトからMitad del Mundo は割と近くにあるので日帰りで簡単に行くことができます。
Mitad del Mundo(ミタド・デル・ムンド)は、エクアドルにある人気の観光地で、地球の赤道を横断するラインが通っている場所です。Mitad del Mundoはスペイン語で「世界の中心」という意味であり、この場所は地球の北半球と南半球の境界に位置しています。
Mitad del Mundoには、地球の赤道を示すモニュメントがあります。このモニュメントには、世界の各都市とその距離が刻まれています。また、この場所にはエクアドルの歴史や文化を紹介する博物館があり、エクアドルの先住民族の文化や生活について学ぶことができます。
Mitad del Mundoは、首都キトから車で約30分の距離に位置しており、観光客に人気のスポットです。また、この場所は、地球の赤道を体験することができる珍しい場所の1つであり、世界中から多くの人々が訪れています。
Mitad del Mundoへの行き方
最近、景気がいい僕はUberで行くことも考えましたがコロンビアより高いので今回はエクアドルを楽しむことも兼ねてバスで行くことにしました。
[mappress mapid=”183″]Mitad del Mundoの場所はこちらです。キトの郊外にあります。
僕が使用したのは207番のバスです。ただ、僕の宿はキトの南側にあるのでバス停まで歩いて行きました。
この207番のバスが「Mitad del Mundo」に行くのに一番簡単だと思います。
ルートはこんな感じです。この通り沿いに59駅もあるのでそこにいればこのバスに乗ることができます。
Mitad del Mundoに一番近いバスの降車場はここです。
バスの乗り方
エクアドルのバスをよく見たのですが、番号が書いてあったりなかったり。スペイン語もわからないので正直ちゃんと乗れるか心配でしたが結構簡単に乗ることができました。
①まずバス停でバスを待つ
そうすると、「Mitad del Mundo」と書いてあるバスが来るはずです。僕は旅行者の視線でバスの中をじーっと見てたら添乗員の人が「Mitad del Mundo!Mitad del Mundo!」と招いてくれたので乗ることができました。
②バスの運賃
バスに乗って、いくらかわからないけどお金を払おうとしたら「とりあえず後ろに乗れ」みたいな感じだったので空いてる席に座りました。
バスには運転手と添乗員がいて、その添乗員が運賃を集めていました。ある程度バスが進んだら運賃を集めにきます。ちなみにその運賃はまさかの 25セント という安さでした。
③そして到着
さっきの上の写真の降車場でバスを降ります。すでに25セントを払っていれば勝手に降りて大丈夫です。もし払ってなかったら降りる際に添乗員に運賃を渡しましょう。 あと、この降車場の向かい側のバス停が帰りのバス停になるので場所を覚えておきましょう。
さぁ、Mitad del Mundoへ
バスを降りたらMitad del Mundoまで歩いて行きましょう。この辺はキト市内とは違って山の中にあって僕はこの雰囲気が好きでした。Mitad del Mundoに大きな車道を渡る必要があるのですが、エクアドルの車は歩行者を気にしないので注意して渡って下さい。
Mitad del Mundoの前の広場はこんな感じです。今は12月だったのでクリスマスツリーがありました。
こちらがチケット売り場です。
チケットは入場料5ドルで中に入れるのとミュージアムとプラネタリウムにも入場が出来ます。受付の人は英語を喋ってくれたので少しホットした。
探検開始
San Antonio de Pichincha はここの地域の名前です
ところどころにこういうお洒落な鳥のベンチがありました。
あ、ちなみにトイレはたくさんあって、無料ですのでご安心を。紙は買う必要があるタイプのやつです。
こちらは先住民の家のミュージアムです。まずはここから行くように勧められました。
こっからがメイン
さぁ、ここが有名な「S」と「N」が書いてある場所です。多くの人が写真を撮ったりしていました。
こういう日本人もいました。
真ん中の地球が乗っているタワーに近づいてみました。ここの標高は2483m ということで、かなり高い位置にいます。
タワーに登ろう
真ん中のタワーには無料で登ることができます。エレベーターがあるのでご安心を。上からの景色はかなりいいですよ。↑こちらは上から「NとS」を見たところ
こちらはNとSの反対側です。こちらも実はいい感じの撮影スポットです。
こういうの最近流行ってますよね「Mitad del Mundo」と書いてあります。これは中々映えますね。
もう一つの赤道
実は、、、、上のMitad del Mundoの赤道はGPS的には正確ではないんです。昔、GPSがなかった時人々は昔の図法で赤道をここだと求めましたが、時代が進んでGPSで正確な位置情報がわかって、ここから約200mずれていることがわかったそうです。
ということで、本当の赤道の場所にも楽しめる場所があります。
赤道博物館 (Museo de Sitio Intiñan)
ここです。ここなんですよ、僕が今回楽しかった場所は。行き方は簡単でMitad del Mundo から北に少し歩くだけです。この看板が見えるので左に曲がりましょう。
「Museo de Sitio Intiñan」という門があるので、そこを進んでいきます。
中に入ると博物館が広がっています。受付とかはっきりとある訳ではないのですが、おっちゃんが座っていると思うのでその人に入場料の4ドルを渡します。 するとガイドのツアーに参加させてくれます。
僕を担当してくれたガイドが本当にいい人でわかりやすく色々と教えてくれました。衝撃的な内容も多かったです。
まずはこの像について説明してくれました。裸の男の人なのですが、男のアソコを紐で縛っています。エクアドルはアマゾンがあるのですが、アマゾンの川に入ると小さな魚がいてアソコから体内に入ってきて体の中を貪ってしまうので、それを防ぐために縛っているとのこと。
「こわっ。」
後は木でできた槍や、戦闘道具を見せてくれました。僕はいつの時代のことを話しているか気になったのでガイドの人に
「これって何年前の話ですかー?」
と質問したら、
「今のエクアドルの話よ~ アマゾンの先住民は今もこういう生活をしているの~」
と教えてくれました。これまたビックリ。
こちらも衝撃的な展示物。頭が二つあるのですが、左はナマケモノで、右は人間の頭だそうです。なんとアマゾンに入った人は先住民に殺されて首落とされて、、、
こんな感じで皮を剥かれて骨を取られて、小さい頭にされて飾られてしまうとのこと、、、、 むごい。でも興味深い。
そしてこれが「本当の赤道」です。この写真を撮りたかった。
ここからがとても面白かったです。赤道の上でしか起こらない不思議な現象を体験することができます。
まず、こちらは釘の上に卵を乗せる実験です。赤道の上では真下に力が働いているので卵を簡単に釘の上に乗せることができます。
こちらは地球儀で方角に関しての説明。何度も聞いたけどあまりよくわからなかった。。。とりあえず、赤道上にはタイフーンもハリケーンもなくて穏やかな風が吹いてるということ。
これも興味深かった。赤道の上で水を流すと水は真上に落ちるんです。2m南にずれて同じことをすると水は右回りで落ちました。逆に、北に行くと左回りで落ちました。
左の韓国人の彼は上に手をあげようとします。ガイドさんは下に手を降ろそうをします。もちろん彼の方が力が強いので手は降りません。
でも、赤道の真上で同じことをすると、ガイドさんが彼の力を押しのけて手を下げることができました。これも、赤道上だけの下に働く力のおかげです。
こちらは目をつぶってゆっくり真っ直ぐ歩くと必ずずれるんです。
こちらは天然の日時計。赤道上はサマータイムとか、日の出のずれとかがなくて、朝6時に日の出、夜6時に日没です。面白い。
ちょっとご褒美
卵を釘の上に乗せれたことで、なんと「エッグ認定証」をもらうことができました。そしてパスポートに赤道に来た証明のスタンプを押してくれました。こういうの嬉しいです。ここでしかゲットできない記念をゲットすることができました。
まとめ
いかがでしょうか?久しぶりに内容の濃い記事を書きました。でもそれほどここは面白い場所でした。特に後半の赤道博物館はガイドの人が上手だったのでとても楽しむことができました。キトの市内からバス一本25セントだけで行けるのでオススメです。あと今日とてもラッキーだったのは天候が変わりやすいキトなので僕が赤道にいた時は晴れていました。ラッキー。
↑動画ができました!
みなさんも、キトに来たら是非行ってみてくださいね。 🙂
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