Shopifyでは、商品は「商品名」だけでなく 一意のProduct ID(商品ID) でも識別されています。 この番号は在庫管理、レポート作成、アプリ連携など多くの場面で役立ちます。Shopifyアプリの中には、機能を使うために商品IDの入力が必要なものもあるため、正しく把握しておくことが重要です。
しかし、商品IDはShopify管理画面の商品一覧には表示されていません。 では、どこで確認できるのか? この記事では Shopifyの商品IDを見つける3つの方法 をわかりやすく紹介します。
1. ストアフロントから商品IDを確認する方法
もし管理画面にアクセスできない場合でも、商品ページがあれば問題ありません。
- 任意の商品ページを開く
- URLの末尾に
.jsonを追加して開く
すると、商品データがJSON形式で表示され、その中に product.id が含まれています。
例:
https://example.com/products/product-name.json
管理者権限がなくてもIDを確認できる便利な方法です。

2. 管理画面から商品IDを確認する方法(最も簡単)
Shopify管理画面にログインできる場合、最も手軽なのがこの方法です。
- 「商品」から任意の商品を開く
- ブラウザのURLを確認する
URLの
/products/ の後に続く文字列(数字)
これが 商品ID です。
例:
https://admin.shopify.com/store/xxxx/products/1234567890→ 1234567890 が商品ID
一番シンプルで覚えやすい方法です。

3. 複数の商品IDをまとめて取得する方法(大量管理に便利)
商品を1つずつ開いてIDを確認するのは時間がかかります。 そこで便利なのが「variants.json」を使った一括取得方法です。
■ 一括取得の手順
- Shopify管理画面にログイン
- URLの末尾に以下を追加する
/admin/variants.json
すると、ストア内のすべてのバリエーション(=商品に紐づくデータ)がJSON形式で一覧表示され、商品IDもまとめて取得できます。

■ 読み込み件数を増やす方法
Shopifyはデフォルトで1ページあたり 50件 の商品しか表示しません。
件数を増やすには ?limit=250 を追加します。
例:
https://admin.shopify.com/store/your-store/admin/variants.json?limit=250
最大 250件まで 一度に取得できます。
まとめ:Shopifyの商品IDは簡単に見つけられる
Shopifyで商品IDを確認する方法は次の3つです:
- ストアフロントの商品ページに「.json」を付ける
- 管理画面で商品ページを開き、URLの数字を見る
- variants.json で商品IDを一覧取得する
用途に応じて最適な方法を選べば、在庫管理やアプリ設定もスムーズに進められます。 商品IDを把握したら、次はストア運営やデータ管理をさらに効率化していきましょう。




