こんにちは!今回は僕が約一年住んでいたリトアニアの無形文化遺産のご紹介です!
シャウレイ ~十字架の丘~
リトアニアの北の街にシャウレイという街があって、そこに十字架の丘という場所があります。小さな丘に数えきれないほどの十字架が立てられている風景は圧巻です。
こんな感じで十字架だらけです。
シャウレイ(Šiauliai)にある「十字架の丘」は、リトアニアの重要な宗教的な巡礼地の一つで、多くの観光客が訪れる場所です。
-
十字架がたくさんある:十字架の丘は、何千もの十字架で覆われています。これらの十字架は、多くの人々が信仰心を込めて持ち込んだもので、さまざまなサイズや形状のものがあります。
-
宗教的な巡礼地:十字架の丘は、カトリック教会の聖地の一つとして、多くの信仰心ある人々が巡礼に訪れる場所です。多くの人々が、自分や家族、友人、祖先のために十字架を持ち込んでいます。
-
歴史的な背景:十字架の丘は、ソ連時代に禁止されていたが、1985年に禁止が解除され、多くの人々が自由に参拝できるようになりました。その後、十字架の数はさらに増え、現在ではリトアニアで最も有名な観光地の一つとなっています。
-
色とりどりの十字架:十字架の丘には、様々な種類の十字架があり、それらは色とりどりの布で飾られています。これらの布は、十字架を設置した人々が、願い事を叶えるために奉納したものです。
-
美しい景色:十字架の丘は、周囲の美しい景色を眺めることができます。丘の上からは、広大なリトアニアの平野を見渡すことができ、遠くには、カウナスやビリニュスなどの都市を望むことができます。
シャウレイへの行き方
元リトアニア在住の僕にとってはシャウレイへ行くことくらい朝飯前ですが、初めて行く方は迷うと思うのでわかりやすく解説しますね!
シャウレイへは電車で行くことができるので、まずヴィルニュスの中央駅へ行きましょう!
券売カウンターにいって、おばちゃんに「シャウレイに行きたい!」と伝えればチケットを探してくれます、時々英語が伝わらない人がいますが、紙に書いたりすれば大丈夫です!
こちらが僕が実際に今回買ったチケットです。ヴィルニュスの時に帰りの分のチケットも購入しておいた方がいいでしょう。実は帰りの電車は結構人が多いので席が空いていない場合が多いです。行きはヴィルニュス発なので僕は妹たちと一緒に座ることができましたが、帰りはバラバラの席しか空いておりませんでした!
そして僕が使った電車は朝は9:50のシャウレイ行きで、帰りは17:55のヴィルニュス行きでした!シャウレイの駅までは電車で約2時間かかりますし、電車の駅から十字架の丘までは結構遠いので時間に余裕をもってこの時間にしました!
ちなみに電車はとても快適で、冷房完備、Wifi完備、コンセント完備、トイレ完備なので心配ないでしょう!
シャウレイ(Šiauliai)の駅についたら!
シャウレイの駅(Šiaulių geležinkelio stotis)に着いたら、そこから歩いてバスターミナルまで行きます!
[mappress mapid=”180″]これがバスターミナルの外観です!ここから十字架の丘行きのバスに乗ることができます!といっても十字架の丘までは行ってくれなくて、近くのバス停で降りてから少し歩きます。
バスターミナルの中に入って、受付に行って聞けばこのような十字架の丘専用の時刻表を受け取ることができます!先程僕が使った電車を使えばギリギリで12:15分のバスに乗ることができるはずです!(僕らは結構走りましたが笑)
バスはバスターミナルの「12番」乗り場から出ています。(バスの番号ではなくて乗り場の番号です。) お金はバスの運転手に直接払う形になります。値段は一人約2ユーロで、現金しか使うことができません。
バスが出発したら約20分で十字架の丘の近くのバス停に着きます。といっても何もアナウンスはないし、このバス停の後は普通に次のバス停に向かってしまうので注意しておきましょう!
こんな感じで何の変哲もないバス停で降りる必要があります。ちなみに、このバス停はGoogle mapにも載っていませんでした。。。。笑
[mappress mapid=”181″]↑ここがバス停の位置です!なので一番いいのはGoogle MapのGPS機能で自分の位置を確認するようにしましょう!そしてこの近くで止まったら降りるようにしましょう!恐らくこのバスに乗っているほとんどの人が十字架の丘目的なので降りると思いますが、自分でも確認しておきましょう!
バスを降りたら、
バス停の地図を見ればわかりますが、十字架の丘までは少し距離があります!なので歩いて十字架の丘まで頑張りましょう!
こちらはバス停から降りたトコロです!
降りたらバスが来た方と反対方向に進みましょう!
すると、このようなT字路があるのでそれを左に曲がって進みます!
歩道はないので車には注意してくださいね!結構飛ばしている車を見かけました!
道なりに歩いていると右手の方に十字架の丘を見つけることができます! 🙂
さぁ!遂にやってきました!遠くから見ても十字架が多いのがわかります!
キリストがたくさんいます。
階段があるので丘の上に登ることができます 🙂
正面だけでなく、丘の裏までも十字架が刺さっています。
近くにお土産があるのですが、そこで十字架が売っています。なので今でも誰でも自分で十字架を置くことができます。
イスラエルから帰ってきたばかりの僕にとっては、このマークはとても印象的でした。
こちらが十字架の丘の近くにあるお土産ショップです。こちらで丘に置くようの十字架を買うことができます。ちなみにこの隣にはトイレ(有料)もありました! 🙂
帰りは
帰りも同じようにバスで、バスターミナルまで戻ることができます!来る時に使ったバス停の反対側のバス停からバスに乗りましょう!帰りは混雑が予想されるので早めに行ってバスを待ちましょう!帰りもバスの値段は一人約2ユーロでした!(2020年時点)
動画
シャウレイの動画ができました!是非見て下さい! 🙂
まとめ
いかがでしたでしょうか?僕は、ここ十字架の丘ではかなり多くの写真を撮ることができてとても満足です! 🙂
みなさんもリトアニアに来た際は是非訪れてくださいね! 🙂 では!
十字架の丘」は、なぜ作られたの?
「十字架の丘」は、正確な由来は不明ですが、リトアニアのキリスト教徒たちが信仰心を表すために十字架を持ち込み始めた場所として知られています。十字架を持ち込む習慣は18世紀から始まり、特にロシア帝国やソビエト連邦時代には禁止されましたが、地元の住民たちは秘密裏にこの場所に十字架を持ち込み続けました。禁止が解除された1985年以降、観光客や信徒たちによって多くの十字架が持ち込まれ、現在ではリトアニアで最も有名な観光地の一つとなっています。また、この場所は、リトアニアの独立回復や、カトリック教会の信仰の場としても重要視されています。