こんにちは!僕はイスラエルの砂漠でのボランティアから帰ってきました! 🙂 色んなことを経験できた数週間だったのでどんな感じだったかをご紹介したいと思います!
どうやって探したの?
いつものことながら、僕はボランティアをWorkawa.infoというサイトで探しました!使い方はこちらの記事を御覧ください
どんなことをするの?
僕は今回はイスラエルのミツペ・ラモン(Mitzpe Ramon)という砂漠地帯にあるゲストハウスでボランティアを行いました。何故ここを選んだかというと、色んなホストにメッセージを送って偶々ここのゲストハウスが一番最初にいい感じの返事をくれたからです。
僕は今までworkawayを使って約5回ボランティアを行っていまして、仕事内容や仕事時間は場所によって様々でした。
今回のゲストハウスでの一日の流れをご紹介します!
6:00 起床
6時に起きる必要はありませんが、僕の寝ていたテントは6時になると太陽の日差しと暑さで自然に目覚めてしまいます。
僕の過ごしたベッド。一見、室内のように見えますが、、、
こんな感じにシートに囲まれているだけで外にあります。でもこれが逆によかったりします。
9:00 朝食
ここのゲストハウスではみんなで一緒に朝ごはんを食べます。朝ごはんを作るのもボランティアで作りたい人が自分でみんなの分を作ることになっています。スタッフ用のキッチンという場所があるのでそこにある野菜やポリッジを使って作ります。僕の時はお米があったのでみんなに日本チックの朝食を作りました。
9:45 ミーティング
みんなで朝食を食べたあとはみんなで集まってその日に行うことについて話したり、ボランティアから提案があればみんなで簡単なワークショップを行ったりします。今までこういう場所はなかったので僕にとってはいいことだなぁと思いました。毎日みんなと一緒に時間を過ごせるし、毎回発言する場があるのでとてもみんなとフレンドリーになります。
10:00 仕事開始
ここからボランティアの仕事が始まります。内容はその日によって変わります。僕がいた時は庭を耕したり、砂を別の場所に運んだり、壊れたフェンスを直したりしました。基本的にチームで行うのでみんなとワイワイしながら作業をしました。仕事スタイルはとっても自由なので喉が乾いたら水を飲めるし、疲れたら室内にもどってダラダラしてもOKでした。
15:00 ランチ
仕事は5時間なので15時になったら終了して、みんなでランチを食べます。ランチもボランティアの誰かが作ることになっています。ここでの食事はすべてベジタリアン or ビーガンでしたけどめちゃくちゃ美味しかったです!
16:00 ~ 自由
ランチの時間が終わったらあとは自由です!ゴロゴロしてもいいし、みんなで街に行って買い物をしたりしてもOKです。僕がいた時は結構な頻度でみんな砂漠の真ん中のオアシスに泳ぎに行っていたりしました!
夜になったらディナーの時間はないですが、自分で勝手に好きな食材を使って料理することができます 🙂 あとはみんなで星を見に行ったり、焚き火を囲んでみんなで話し合ったりしました。
言葉では表せない!
さて、ここからは真面目な話をしようと思います。
ここでのボランティア、正直に言うと言葉では表すことができないくらいいい経験でした。元々、イスラエルということでやはり「危険」という先入観がありましたが、ミツペ・ラモンでの生活はそれとは真逆で「平和」そのものでした。ここで出会った人達はとても前向きでフレンドリーで面白くて、そして熱い人達でした。朝のミーティングでは何度かイスラエルでの内戦についても話し合い、みんな自国で起こっていることについて熱く話していました。日本では内戦という概念がないので僕にとってはこういう状況を理解することができませんでした。でも本当に嬉しかったのはそういう”危ない”と言われている国でも楽しそうに将来に向かって生きている人たちがいるということでした。他の地域はわからないですが、ここの街は本当に平和そのものでした。色んな国を見てきましたこんなのほほんとLaid-backできる場所は本当にここだけだと思います。
僕が去る時の朝に、みんなの前でお別れメッセージを言ったのですが、その時に
「安全な国と言われている日本でも僕はパソコンを置いたままどこかに行かなかったけど、ここではいつもパソコンをリビングに置いたまま離れていたでしょ。本当に安全なんだよ。」
言いました。
割とウケました(笑)
まぁウケたことは置いといて、それだけ本当に平和な場所でした。悪そうな人は一人もいなくて、いる気配すらなくて、いたとしてもなんかいい人になってしまいそうなそんな空間でした。
僕の人生において「平和」というキーワードはとても重要な気がします。平和の定義は広いので曖昧な表現かもしれませんが、住むなら本当に平和な場所に住みたいです。現在僕が住んでいるリトアニアの学生寮はいい人が多いですが、それでも冷蔵庫の中の物がなくなったり、勝手に誰かが物を取ったりします。
僕はこういうのが当たり前になっているということが信じられないんです。誰かが一度始めてしまえば、他の誰かも始めてしまう。世界はそうやって汚れていっていると思います。
なので僕はイスラエルのこのエリアをとても大事にしたいです。帰る時にマネージャーと握手して「また必ず戻って来るからね。次に来る時は日本の友達を連れてくるから!」と言っておきました。本当に言葉では表現できないくらいAmazingな場所なんです。 マネージャーは最後に「ホダはいつでもウエルカムだからね。ボランティアとしてでもそうじゃなくても自由に遊びにおいで。」と言ってくれました。
なんかちょっと涙腺が緩なってしまった自分がいました。その時よりも今こうやってブログを書いている今のほうがこの言葉が胸に響きます。ヨーロッパが現実世界だとすると、イスラエルの砂漠での生活は本当に天国のような場所でした。
正直、「Settle downできる国を探す」という目的でいろんな国を訪れて来ましたが、ここミツペ・ラモンが一番 理想的な場所でした。もっと自分のビジネスを成功させてもっと楽に生活ができるようになったら戻って来ようと思います。
これが言葉では伝わらないのが本当に残念です。ユダヤ人にもたくさん会って彼らの真面目さに心打たれたり、砂漠の生活も体験できたしということで伝えたいことはたくさんあるのですが、難しいです。
もし興味がある人、というかもし何か人生に悩んでいる人、何かを変えたいと思っている人は是非ここに訪れてみて下さい。価値観が変わるとまでは言いませんが、何かに気付けると思います。
https://www.workaway.info/929629996386-en.html
↑僕が実際に行ったゲストハウスです!
動画
今回のボランティアの動画を作りました! 砂漠での思い出を3分間にまとめたので是非見てみて下さい!