こんにちは!このシリーズでは僕がイスラエルの砂漠で経験したボランティアについて書いていこうと思います 🙂
寮を出発
さぁ、いよいよ出発の日だ。なんかこういう経験をたくさんしているからか、緊張とか全くしていない。少しのワクワクがあるくらいてあとは「イスラエルってどんなとこかな~」という気持ちだけあった。少し心配だったのは、飛行機の便が早朝の6:40だったのでちゃんと空港につけるかということだ。僕の住むリトアニアのヴィルニュスには早朝のバスは6時からなので公共交通機関では空港まで行けない。なのでeTAKSIというタクシーを呼べるアプリでタクシーを呼んでみたのだか初めてのことだったので、もし来なかったらどうしようかなとか少し考えてた。
念のためにタクシーを3:00AMに呼んだらなんと2:50にちゃんと到着した。なんとと言ったのはいつものリトアニア人の感じからすると5分くらい遅れるから少しビックリした笑 そして早朝ということで、道もガラガラだったので空港まで約20分で到着した。想像以上に早くてビックリ。そして値段も約8ユーロだったので素晴らしい。
空港へ到着
空港に着いたら早朝にもかかわらず結構多くの人がいた。ヴィルニュス国際空港はリトアニアの一番大きな空港の割りにはとても小さい。そこに多くの人がいるので結構窮屈な感じだった。とりあえず開いているベンチを見つけて時間を潰す。搭乗の2時間前になったらゲートが開いたのでチェックインをすることに。並んでチェックインカウンターに行ったら、僕はハンドバッグ(キャビンバッグ)しか持っていないのでそのまま荷物セキュリティーに行っていいとのこと。ちなみに今回はWizzairでテルアビブまで行きます。なんと片道45ユーロ。
荷物チェックは普通にスルーして、出国審査も普通にスルーして飛行機を待つ。今回僕はWizzプライオリティだったので飛行機には一番最初に乗ることができた。 朝早かったということで飛行機に乗ったらすぐに寝てしまった。
テルアビブ到着
飛行機の中で目覚めたら着陸の15分前くらいだった。リトアニアからイスラエルまでの約4時間寝ていたようだ。
10:40に飛行機は無事に着陸した。飛行機を降りて迎えのバスを待っていた時に、セキュリティーのおっちゃんに話しかけられてパスポートをチェックされた。そして「なんでイスラエルに来た?」とかの質問をされた。まぁアジア人は僕だけだったのでこれは承知の上。空港は白を基調としてとても綺麗だった。入国審査が少し心配だったけど、何も聞かれずに通過。実はイスラエルの入国審査ではパスポートにスタンプは押されずに、代わりにチケットのような滞在許可証を渡される。イスラエルのスタンプがパスポートにあると、隣国に入国できない等の問題があるからきっとこのシステムになったのだろう。入国審査のすぐ後ろに改札口のようなゲートがあって、滞在許可証のバーコードをスキャンすることで通過することができる。なのですでに滞在許可証を持っている人は入国審査エリアを素通りしてそこまで行くことができる。
到着口まで出てきたらとりあえずお金をおろす。イスラエルの新シェケル(₪)は 1新シェケル=30円ということでポーランド通貨のズロチとほぼ同じなので計算がしやすい :) Work Exchangeで来ているのでそこまで使わないと思うけどとりあえず少しだけお金を下ろしておく。 事前に調べたところバスターミナルから僕のゲストハウスのあるMitzpe Ramon(ミツペ・ラモン)行きのバスは16:05なので結構時間がある。ということでちょっと空港をウロウロしてみる。すると空港内のいたるところにセキュリティーの人がいてランダムにセキュリティーチェックを行っている。少しウロウロしただけで2回声をかけられてしまった。まぁ今到着したばかりで歩いているだけなので別になんの問題もない。ただ何度も声をかけられるのは面倒なので空港からバスターミナルに早めに行くことにした。
バスターミナルへ
バスターミナルはテルアビブ中央駅付近にある。空港からテルアビブ中央駅までは電車で行くことになるのでチケットを買うことに。チケットは券売機で簡単に買うことができた。久しぶりに日本のような改札口のある電車の駅を見た笑 ヨーロッパの国では駅に改札のない場所が多いからね。ホームに降りるとどっちが市内に行くのかわからなかったけど、片方だけ明らかに人が多かったのでそこで待つことに。電車は15分おきに来ていて割りといいタイミングで乗ることができた。チケットは自由席のを選んだけどいくつか空いていたので座って車窓からイスラエルの街並みを眺めていた。空港から中央駅までは一駅だけだったのですぐに到着した。
駅の出入り口にもセキュリティーのゲートがあって、みんなの荷物をX線でスキャンしていた。やっぱりイスラエルの警備は厳戒なんだなぁと実感。中央駅からバスターミナルまでは近いので徒歩で行くことに。少しあるくだけでめっちゃ多くの兵隊?のような人とすれ違う。みんな軍服を着ていかつい銃を持って歩いている。こういうのを見ると結構緊張感が高まるよね。兵隊の人も多く見たけど、それと同時に多くのユダヤ人の人も見た。こんなに多いの!?というくらいユダヤ人の人が街中にいる。ユダヤ人の人はキッパーという帽子のようなものを頭に乗せているのでそれで判断できる。
バスターミナルで
バスターミナルはショッピングモールの6階と7階にあるのでまずはショッピングモールから入る。もちろんそこにも簡易的な荷物セキュリティーがあってカバンの中身をチェックされる。荷物セキュリティーは良いことだと思うのが、どう見ても警備が面倒くさそうにやっていてカバンの中を見る時も全然中をチェックしてない。「どうせ大丈夫だろ。俺バイトだし。」的な雰囲気が見て分かる。そりゃ危ないこと起きるよね。まぁそん時はそん時なので僕は気にしない。荷物を返してもらったら、ショッピングセンターの中を進んでいく。ショッピングセンターと行っても日本のような華やかなものではなく、暗い地下街のような場所だ。そこに色んなお店がある感じ。バスまで時間があったのでとりあえず自分のバスのプラットフォームをチェックするためにウロウロする。
Mitzpe Ramon(ミツペ・ラモン)に行くには660のバスに乗る必要があるのだが、どうもそのホームが見つからない。フロアにインフォメーションセンターがあったので聞いてみると「660は違うバス会社なので知らないわ!」とのこと。相変わらずガイジンの対応は良くない。別のフロアにもう一つインフォメーションセンターがあったので聞いてみたら同じような感じで言われてしまった。ってかこのエリアには結構アフリカ系の人が多い。なので物騒と言えば物騒。660のホームが見つからないので別の係員さんに聞いてみたら優しく対応してくれた。言われた通りの場所に行ったみたら小さく660と書いてあった。こりゃ言われないと気づかないや。バスの場所がわかったので、ショッピングモールの中にあったマックに行って時間を潰すことに。以外なことにここのマックにはパネルでオーダーできるマシンがある。
これを使って値段を見ているとやけに高い。なのでお値打ちそうなハンバーガー x 2とドリンク20新シェケルのを頼む。マックのフリーWifiがあったので快適に時間を過ごすことができた。
バスでMitzpe Ramonへ!
時間より少し遅れてバスが到着した!チケットは中で買うとのことだったのでお金を用意して列に並ぶ。Google先生によると2.50₪ということだったのでそれを運転手に渡したら、
「何これ?少ないよ?」
みたいな顔をされてモニターの金額を指さしていたので見てみたら21₪だった。
全然ちゃうやん。まぁ2.50₪だったら安すぎるか。と思いながら21₪を渡してバスに乗り込む。バスはまぁ普通のバスで一応Wifiがあるけど、ネットの速度を測ったらまさかの15 kbps ….. これはかろうじてメッセージが遅れるレベルかな笑 まぁ行き先はわかっているので音楽を聴きながらバスに揺られて進んでいく。どんどん何もなくなってきて景色が本当に砂漠になってくる。途中、砂嵐で何も見えなくなってバスが泊まることが何度かあった。とにかく風が強そうだ。
着いた!
時間通りにバスは到着した!バスで仲良くなった現地の人と一緒に降りたらホテルの場所まで案内してくれた!今日はかなり風が強いけど、普段はそうではないらしい。
約19時にボランティアするゲストハウスに着いた。受付で「ボランティアで来たよ。」と言ったらすぐにわかってくれてマネージャーと話ができた。マネージャーは2人いて一人はFacebookのマーク・ザッカーバーグみたいな若い人で、もう一人は例えれないけどいいおじさんだった! まずはボランティア用のベッドに案内してくれた。普通の部屋を想像していたけど、僕の寝る場所はブルーシートに囲まれた外にある二段ベッドと言ったところだろうか。他の人はテントで寝ていたりする。なんかすごいワイルド。そして現在はボランティアが15人いると言うことなのでとりあえず自己紹介されるけどもちろんすぐに覚えれる訳がない笑。
普段は全然忙しくないみたいだが、今日からの3日間は村のイベントがあって多くの人が集まるから忙しいようだ。このゲストハウスはステージを持っているので有名なアーティストが来てライブを行うとのこと。500人以上の人が集まるからボランティアのみんなはバタバタしている。忙しすぎるので初日の僕は仕事はせずに雰囲気に馴染めるように自由にしていいとのこと。これからどうなるんだろうか。
つづく!