こんにちは!HODAです!
ヨーロッパ旅行での交通手段と言えばFlixbusですよね!僕がヨーロッパに住んでいた時はありませんでしたが、今ではFlixtrainというものを存在しており、ヨーロッパ中をつないでいる重要な交通手段となっています。
Flixbusとは?
Flixbusはヨーロッパ全体をつないでいるバス会社の最大手です。ヨーロッパ全体35か国 2,500都市を拠点に運行しているので、飛行機ではいけないエリアにも簡単に行くことができます。ヨーロッパ中で毎日40,000本のバスが運行されており、日々観光客などの移動に役立っています。
Flixbus/Flixtrainの予約方法
Flixbus/Flixtrainのチケット予約はとても簡単です!
まずは https://global.flixbus.com/ にアクセスします。
そして、以下のように行先や日時を選択してバスを検索することができます。
↓次の画面では、その日に運行しているバスのリストが出ます。以下は例えばブダペストからウィーンのバスを調べていますが、約8€で行くことができます!
上のリストには
- 出発時間、到着時間、移動時間
- 出発駅
- 到着駅
- 直行便か乗り換えか
- バスか電車か
- 価格
などの情報が表示されます。
↓ 例えば、どれかをクリックすると、到着駅のマップなどの詳細情報が出てきます。またどこに途中停車するかやWifiやコンセントの有無が表示されています。
①乗客の情報を入力
ヨーロッパ内の移動であれば特にパスポート番号などの入力は不要です。乗客の名前のフルネームを入力します。
一応、ちゃんとIDと同じ名前と記載ありますが、僕は今まで乗客時にパスポートなどのIDは見せたことはほとんどありません。(かなり緩いです。)
②シートの予約
個人的にはシートの予約はしておいた方がよいと思います。1人ならどこでもいいと思いますがカップルでの利用だったり、長時間のバス移動の場合は席は大事だと思いますのでここでシートの予約をすることをオススメします。(シート予約をしないと購入後に自動的にシートが割り当てられます。)
↓以下のように空いているシートから簡単に選択することができます。シートの予約は 1.5 ~ 3ユーロくらいなので、僕はいつもしています。
③その他 Extra
ここではバッグの追加などを行うことができます。
基本的にはFlixbusでは
- 1 Hand Luggage 7 kg · 42×30×18 cm
- 1 Hold Luggage per person 20 kg · 80×50×30 cm
がデフォルトで含まれています。なので、普通は特に追加の荷物は不要かと思います。ちなみに荷物の重さですが、僕は過去に Flixbus を10回以上利用したことがありますが、手荷物、預け荷物の重さをはかられたことはありません。もちろん、空港のような手荷物検査などは全くありません。僕は撮影機材やパソコンなどをバッグに入れており、正直 7kg 以上あるかもしれないのですが、これは助かります。
④Contact・Payment
最後に連絡先情報と支払い方法を設定します。
連絡先は、住所などは不要でメールと電話番号(日本のでOK)を入力します。
支払い方法はクレジットカード・GooglePay・Paypalから選択することができます。
支払い
最後にPCの場合は右側のエリアから内容を確認して支払いを行います。金額や人数、行先など間違えないようにしましょう。
購入完了
購入が完了すると、以下のような画面に遷移します。
「Ticket」をクリックすると、PDFでチケットの画面が表示されるのでスマホやPCに保存しておきましょう。以下でご紹介しますが、スマホアプリがあれば、ここでチケットを表示する必要はありませんが、念のため保存しておくのがいいと思います。
↓「Manage My Booking」をクリックすると、予約したチケットの変更・返金などを行うことができます。もしこの画面を閉じてしまっても、 Manage My Booking にアクセスして自分の予約番号とメールアドレスを入力することで確認することができます。
メールも確認しよう
購入があると、以下のように2通のメールが届くと思います。
- 支払い領収書
- チケットファイルが添付されている予約確認メール
予約番号(Booking No)はこのメールに書いてあるので、お問い合わせや予約確認で必要になったらここから確認することができます。
アプリは必ずインストールすべし!
Flixbusのアプリをスマホにインストールすることで、以下のようなメリットがあります。
- 紙のチケット不要
- ネットがなくてオフラインでもチケットの表示可能
- アプリ上からもバスの予約が可能(時々 Mobile限定オファーがあり、パソコンよりも安くなる)
- バスの遅延があった時にプッシュ通知がくる
- バスの現在地をトラッキング可能
上記のようなメリットが多々あるので、スマホにインストールすることをオススメします。 AndoroidでもiOSでも両方あります。
予約をアプリに取り込む
アプリをインストールしたら、購入したチケットを取り込みましょう。QRコードで簡単に読み込むことができます。「Tickets」の右下のボタンをクリックすることでQRコードから読み込むかBooking番号から読み込むことができます。
↓読み込みが完了すると、以下のように予約が表示されます!
↓「Open Ticket」をクリックすると以下のようにチケット情報を表示することができます。
バスに乗る時
当日になったらバスの時間の15分前にはバスターミナルに到着するようにしましょう。大きなバスターミナルであれば、Flixbus専用のバス乗り場があるのでわかると思います。もしくはバスターミナルの電光掲示版などの時刻表を確認しましょう。ターミナルによってはアプリないにバス停の番号が書いてあることもありますが、突然変更になったりするので現地での情報をしっかりと確認しましょう。
↓このようにFlixbusのバスターミナルというのがわかるようになっていることが多いです(以下はGdansk,Polandの例)
バスが到着したらまずは預け荷物をバスに入れるように言われます。到着先によってはバスの右側か左側に入れるように指定されますので、しっかり確認しましょう。預け荷物は自分でバスの中に入れます。(運転手は手伝ってくれません。)
大きな荷物をバスに乗せたら、アプリを開いてチケットのQRコードを入り口の運転手に見せて、スキャンしてもらったら中に入ることができます。あとは、自分の座席を見つけて、そこに座ればOKです!(基本的にパスポートを見せることは少ないですが、ヨーロッパ内でもシェンゲン外などに行く時はパスポートを見せる必要があります。)
バスの中
バスの中は比較的快適です。Flixbusは基本的に以下の設備が整っています。
- Wifi(制限あり)
- コンセント
- トイレ
- 冷暖房
トイレは走行中でも利用することができます。ただ、トイレットペーパーが切れている可能性がありますので心配な方はリュックに忍ばせておくと良いかもです。誰かが使っているかどうかは正面のパネルのライトで確認することができます。
Wifiは注意
Flixbusには Wifiが備わっていますが、以下のような制限があります。
- Youtubeのような動画サイトは開くことができない
- 1日1デバイス 150 MB のデータ量制限がある
となっています。SNSを確認したり、到着地のホテルの情報などをGoogle検索する分には問題ありませんが、Youtubeで時間を潰したりすることはできないです。もし可能であれば動画をオフライン保存などしておくと良いかもしれません。僕はNetflixで動画を保存しておいてから乗ったりします(ただ、乗り物酔いしやすいので結局すぐに寝ます笑)
その他
- 2022年8月~9月にFlixbusを多用しました。日本はコロナ禍ではありますが、ヨーロッパではバスの中でマスクをしている人はほとんどいませんでした。マスクは義務ではありませんが、ご自身の判断でということになります。
- 夏に利用する場合、車内は結構クーラーが効いていて寒いことが多いので、長袖があると良いです。
- 時々、現地のバス会社と共同運航という場合があり、その時は荷物代として料金がかかる可能性があります。大体 1~2ユーロくらいなので、小銭を用意しておくとスムーズです。(僕はドブロブニクからKotorにいく時にFlixbusだったのですが、荷物代がかかりました。)
Flixbusのバスが来ないこともある
稀にですが、クロアチアやモンテネグロなどのヨーロッパでFlixbusを予約しても緑色のバスが来ないことがあります。これはFlixbusが現地のバス会社と提携しているので車体は別のバス会社のもので来ることもあるので注意が必要です。ただ、車体には「Flixbus」というステッカーが貼ってあるはずなので間違えることはないかと思います。
到着したら
到着する時は車内アナウンスでお知らせしてくれるので、下車の準備をしましょう。コンセントの挿しっぱなしや忘れ物に注意します。Flixbusは目的地が最終到着地ではないこともありますので、降り過ごしなど気を付けましょう。
バスが停車したら、そのまま降りて自分の預け荷物を取ったらそれで完了です。
電車 Flixtrainに乗る時
電車の乗り方も基本的にバスと同じです。電車は荷物は自分の席に持っていくのでそのまま持って乗り込みます。
入り口付近にスタッフがいるか、電車が動き出してからチケットの確認にくるかのどちらかなのでアプリはすぐに見せれるようにしておきましょう。
Flixbus/Flixtrainで返金/キャンセルをする
ヨーロッパのバスや電車は日本ほど時間に正確ではありません。またストライキや色々な理由で突然なくなったり、大幅に遅れたりすることがあります。
そんなヨーロッパのバス・電車であるFlixbus/Flixtrainは旅行者にしっかりと返金できる体制を整えています。
僕自身、ドイツでFlixtrainを利用した際に2時間ほど遅れて、挙句の果てには突然のプラットフォーム変更により電車に乗れなかったということがありました。
基本的にキャンセルや返金は Manage My Booking から行うことができます。乗車前であれば Cancel Trips というボタン、乗車できなかった場合は Refund というボタンがあると思いますのでそちらをクリックします。
返金は バウチャーにて返金されることが多い
返金はバウチャー(割引コード)で返金されることが多いです。これは発行から1年間利用することができ、次のバス予約で利用することができます。
どうしても困った時はContactへ
返金についてや、キャンセルについて困った時はコンタクトフォームからお問い合わせすることをオススメします。
ケースバイケースによるトラブルなどあると思いますので、こちらのページから問い合わせることが可能です。
便利な機能
バスを予約する時に便利な機能を紹介します!バスで移動する際って、結構自由に「この都市から次はどこに行こうかな~」と思う時ってあると思います。実際に今の街からどこにバスが出ているか気になることってあるかと思います。そんな時は Bus Route のページに進むと、Flixbusが運行しているすべての都市の地図を見ることができます。
例えばこの中の駅を適当に選択してみます。 例えばリュブリャナをクリックすると、、以下のようにリュブリャナから行ける都市のみが表示されます。右下には 149か所中50か所が表示されていますと出ているので、マップをずらすことですべて確認することができます。
僕らは夫婦でヨーロッパ旅行をしていたのですが、次にどこに行こうか(行けるのか)考えていた時にこの機能はとても役に立ちました!
まとめ
いかがでしたでしょうか。多少時間にルーズな部分もありますが、それでも僕はFlixbusを基本的に利用しています。ヨーロッパの移動は飛行機でも安い時がありますが、僕の場合は手荷物が重すぎたり、飛行機を待つ時間が嫌いだったりするのでFlixbusは助かります。
長距離では体が疲れることもありますが、3~4時間くらいの移動でしたら確実にFlixbusが良いかと思います!
2022年、夫婦でヨーロッパ周遊をしていますのでこちらのこちらの動画をご覧ください!
Flixbusは安いですか?
Flixbusはヨーロッパ全体で運行している大手バス会社なので、他のローカルバスよりも比較的安いです。またWifiやトイレがついていたりとクオリティも高いのが特徴です。
Flixbusのアプリがなくても乗れますか?
アプリは必須ではないです。ただ、アプリがあれば毎回乗車券を印刷する必要がないので便利です。アプリで乗車するにはネットに接続されている必要があるので念のために乗車券のPDFなどをスマホに保存して、オフラインでも表示できるようにしておくと確実です。