こんにちは!ワルシャワは寒い日が続いています!そんな今日、僕は「2016年ワルシャワユダヤ人映画祭」に行ってきました!
ワルシャワユダヤ人映画祭とは?
ワルシャワユダヤ人映画祭(WARSAW JEWISH FILM FESTIVAL)は今年で14回目を迎える映画祭です。毎年各国から多くの映画がエントリーされ、コンペティション等を行っています。今年は日本から「Persona Non Grata (杉原千畝 スギハラチウネ)」という映画がエントリーしています。過去数年のエントリーした映画を確認したら、日本の映画がなかったのでこれが初めてかもしれません!コンペティションで賞とかをとったらこれはすごいことになりそうだ~!\(^o^)/
今年は2016年11月21日(月)~11月27日(日)の間に行われます。日によって上映される映画が違うので確認してから行きましょう!(関連リンクは下にまとめて貼ります。)
杉原千畝って?
ポーランドについてまだよく知らない方は杉原千畝さんについてよく知らないと思います。実はこの方、ポーランドで一番有名な日本人と言っても過言ではないくらい有名です。ポーランドが親日国である根源はこの方のおかげかもしれません。
何故かと言うと、第二次世界大戦中、リトアニアのカウナス領事館に赴任していた杉原千畝さんは、ナチス・ドイツの迫害によりポーランド等欧州各地から逃れてきた難民たちの窮状に同情して、1940年7月から8月にかけて、外務省からの訓令に反して、大量のビザ(通過査証)を発給し、およそ6,000人にのぼる避難民(多くが、ユダヤ系)を救ったからです。
この人の出したビザは「命のビザ」と呼ばれています。この話を聞いただけで僕は感動して泣きそうになりました~ (Wikipediaを読んだら涙が出てきました。。。。)
つまりこの方は多くのユダヤ人の命を救った方なのです。僕の知り合いの方で「彼がビザを発給してくれたお陰で母が助かった。私が生まれてここにいるのは彼のおかげです。本当に感謝している。」という方がいます。いや~、、これは本当にすごい方ですね。。。
映画ではこのビザを発給したストーリーなどを再現しています!僕はめちゃめちゃ興味があったので見に行くことに!\(^o^)/
場所
場所はPolin Museumという場所です。
[mappress mapid=”98″]料金は?
サイトを調べていて、ずっと「bilet(チケット)」を探していたら見つからず、ふとトップページを見ていると
We will soon publish the detailed program and schedule. THE ADMISSION TO ALL SCREENINGS IS FREE!
と書いてありました!!!なんと入場は無料!!!無料!これが映画祭ってやつなんですね!笑
実際に行ってみた!
こちらがPolin Museumです!夜はライトアップされています!建物に入る前に簡単なセキュリティで空港のような手荷物検査がありました。多分デジカメとかは持っていかないほうがいいでしょう~。19:00上映ですが、18:00からOPENしてどんどん人が来ました~この写真では空席がありますが、最後は満席になって立ってみている人もいました!日本人の知り合いの方もちらほらいいましたが、ほぼみんなポーランド人でした!上映後はこちらの場所で無料でワインを飲むことができました~~!これが映画祭の力ですね!
映画の感想
あんま言っちゃうとSpoiler になっちゃうので僕が感じたことだけ。唐沢寿明演じる杉原千畝がリトアニアに移る場面から日本が戦争に負ける場面までを撮った映画です。日本の映画ですが70%くらいは英語でした。あと10%はポーランド語,ロシア語,リトアニア語で、20%は日本語でした。杉原千畝が命のビザを発行するまでの気持ちの流れとかが上手に表現されていて、感動しました。僕は一回の映画で泣いたのは3回まででしたが、この映画は5回くらい泣くシーンがありました!おすすめです! 🙂
まとめ
Persona Non Grata (杉原千畝 スギハラチウネ)の映画はワルシャワユダヤ人映画祭のこけら落としとして上映されました。僕はこれしか見てないですが、この映画は充分に大賞を取れる作品だと思います。まだまだ映画祭は続いているので時間があったら他の映画も見に行こうと思います!
関連リンク
WARSAW JEWISH FILM FESTIVAL のサイト→http://www.wjff.pl/en/