みなさんこんにちは!海外フリーランスの@HODAです。
https://twitter.com/tabibitohoda/status/1636551269996175362
僕らは昨日、コペンハーゲンから移動してEsbjergという西部の町にやってきました。
ワーキングホリデー中はここで滞在する予定なのですが、デンマークで住む場所が決まったら、「CPR」というものを登録する必要があります。
これは日本でいうマイナンバーのようなもので、これがないと社会保障を受けたり働くことができないようになっています。
また、ワーキングホリデーで来た場合でも定住地が決まってから 5日以内に申請をしないといけないということで、忘れてはならない仕組みです。
ワーキングホリデーのドキュメントには「デンマークに来てから5日以内に住所を登録する必要がある」的なことが書いてありますが、来てからではなくて定住を始めてからと僕は認識しています。 今回はコペンハーゲンではないですが、ちょっとマイナーシティの Esbjerg でCPRを申請したのでその方法をご紹介したいと思います。(コペンハーゲンなどの都市ではオンラインでもできるみたいです。)
デンマークのCPR申請の手順(予約する)
まずは各自治体に必ず 「Kommune(市役所)」があるので自治体のHPなどで情報を見つけます。
ちなみに、Esbjergの場合は以下のページに記載があり、予約することができました。↓
似たようなサービスで ICS , SIRI という機関がありますが、CPR番号に関してはこれらのサービスは関係ありません。CPR番号の申請などはすべてKommuneで行います。
※僕らは間違って SIRI を予約してしまい、「CPRはKommuneだよー」っと教えられました笑
↓ 予約時に CPRという選択肢がないかもしれませんが、「Civil registration upon arrival(到着時の住所登録)」がそれに該当するので、これを選択します。

↓ 日付を選択することができるので、ここから行ける日を選びます。(何故か分刻みw)

Kommune に到着したら
Kommune にもよると思いますが、僕の街の Esbjerg のKommuneでは入り口に整理券機があり、予約した番号を入れると発券できるようになっていました。
ここで発券したら、番号モニターに表示されるまで待ちます。(これは日本の役所とほぼ同じ感じです。)
番号が呼ばれたら 窓口に行きます。
CPR申請に必要なもの
僕らは以下のものを持っていき、特に問題はありませんでした。費用はかからないので、現金などは不要です。
パスポート
ワーキングホリデー申請後に届いた書類
婚姻証明書(夫婦の場合)
家のリース契約書など(住んでいる場所の契約が証明できるもの)
婚姻証明書は以下の方法で取得しました。
僕らは金曜日に申請をして、結構時間がかかるかなぁと思ったら
「来週明けには仮のイエローカードは渡せるからまた市役所に来て(予約不要)」
と言われました。
まぁこの間に病気になることもあるので、比較的すぐに仮のイエローカードはくれるようです。
CPRに関しても4週間ほどかかると思っていましたが、Esbjergの場合は 2週間くらいで届けてくれるとのことでした。
僕はパソコンで一人で稼いでいるので大丈夫ですが、奥さんはできるだけ早く働きたいのでこれは助かります!
ちょっとトラブル
僕らは 自分で借りた部屋ではなく、 Airbnbの長期滞在でデンマークに滞在をしていました。
なので、必要書類の「家のリース契約書」というものを持っていなくて少し焦ったのですが、Airbnbから発行できる「ビザ申請用にPDFを取得」というところからダウンロードした書類を見せたらOKでした。

Kommune には印刷して持っていけなかったので、申請時はとりあえずスマホで見せたらOKでした。
ただ、後からメールが来て「紙で提出をしないとCPR番号発行を進められない」と来たので、急いで印刷できる場所を探しました(^^;)
でも、「メールに添付するのでもいい?」と確認したら、「それでもOK」ということだったので一安心。
ちなみに、Esbjergの場合は 市立図書館で無料で印刷することができました!(デンマーク神)
※自分でアパートを契約せずにホテルやAirbnbでもCPRの登録をすることもできますが、しっかりと家を決める前にそのオーナーやホストにその部屋がCPRに登録可能かどうか確認することをオススメします。物件やオーナーによってはCPR登録はできないというものもありました。
Kommuneに再度訪問
先日Kommuneに行って、申請を行ったので今回は仮のイエローカードなどを受け取りに行きます。
予約は不要と言われましたが、予約しないと窓口に行けないので再度ネットから予約をして時間通りに行きました。
僕らの場合は少々トラブルがあり、別の女性が対応してくれたのですが何故かこちらが説明しても理解をしてくれなくて
「CPRの申請だったらこの紙を書いて。それから婚姻証明書は?」
と、行ってきたので。また書かなきゃいけないの?と思い、しっかりと説明をするとちゃんと奥で用意されている書類を持ってきてくれました。
今回の訪問ではパスポートだけを持っていきまして、以下の書類をゲットすることができました。
仮のイエローカード(A4の紙)
CPR番号が書かれた紙
この時点で自分のCPR番号を知ることができました。これで銀行口座を開設したり、仕事を探すことができそうです。
また、イエローカードを受け取る時には自分でデンマークのかかりつけ医を選ぶみたいなことが書いてありましたが、何故かすでに決められていました笑
まぁ特にこだわりもなかったので、それでもOKでした。
これらの書類はあくまでも紙形式のものなので、実際のイエローカードやCPRカードは住んでいる住所に郵送されます。しっかりと手紙を受け取れるように自分の家のメールボックスには名前を書いておく必要があります。
↓ 仮でゲットしたイエローカード

まとめ
デンマークでCPR番号を取得するための流れや注意点をまとめます。
住所が決まったらKommuneの予約をする
日時通りに必要な書類をもってKommuneに行く
Kommuneで住所登録の申請をする(家のリースや支払い証明は必須)
申請が完了したら、後日Kommuneに行きそこで仮のイエローカードをゲットする。ここでCPR番号も知ることができる
という流れです。僕らは金曜日にKommuneに行って、翌週の火曜日にちゃんと登録完了することができました。もし月曜日にKommuneに行けばその週には登録完了できると思います。
以下は注意点です。
・Kommuneには予約が必要なのでネットなどで予約をしてから行く
・住所登録には住んでいる場所のリース契約書や支払い証明書が必要になるのであらかじめ大家やホストに確認しておく。(重要)
・申請から仮の番号受け取りまでは約2日間(Kommuneによっては平日休みもあるので注意)
・申請に関してはお金はかかりません。完全に無料で申請登録できました。
・夫婦の場合は婚姻証明書が必要 https://youtube.com/shorts/FgFA7rGXX_4?feature=share
デンマークのCPRを申請する前に
今回僕らはデンマークに行けることが決まってから部屋探しをしました。最初は boligportal などの賃貸アパートを借りるサイトで色々と探していましたが、結局はAirbnbで見つけた部屋に住むことにしました。
色々なサイトで部屋探しをしてみて気づいたのですが、結局はCPRが登録できる部屋かどうかはオーナーやホストの裁量によるということです。
Boligportalではしっかりと自分名義で部屋を借りることができる大手の不動産のポータルサイトですが、実際にオーナーと連絡を色々とっていくと、ここで掲載されている部屋であっても「CPRは登録できないよ(住所登録できない)」と言われることもありました。

理由は謎ですが、こうやって自分でちゃんと部屋を借りてもCPRの登録ができないケースもあるようです。
逆に今回僕らはAirbnbでデンマークに住んでいますが、ここはCPRの登録ができました。
なので、結局はしっかりと住む場所を決める前にその部屋の住所がCPRに登録できるかどうかを事前に確認しておくことが大事です。

↑ 僕もしっかりと各ホストに確認をして、CPRの登録ができるとしっかりと回答があったホストさんの部屋を決めました。僕のホストさんはたまたま過去にも同様の経験があったらしく、安心できました!デンマークに到着してからやっぱり登録できない部屋だったということになったら大変ですからね…
結果、とてもよいホスト&部屋で大満足です!
追記:カードが届きました!
Kommuneで申請してから約10日後に住民カードとイエローカードが届きました!

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