こんにちは、Hodaです!
僕は先日ご紹介した通り、スペインでのビザをゲットしましたので、8月から夫婦で移住予定です。
目指せ永住ということで、色々と日本にいる間に準備をしているのですが、一つ懸念していたのが「住む場所」です。
今回はスペインでの滞在先を探しについて、spotahomeを使って実際に見つけるまでに行ったことをご紹介したいと思います。
スペインでの部屋探し
まずハードルとなるのが海外での部屋探しです。
僕は今までカナダ、ポーランド、デンマーク、リトアニアなどの国に長期滞在してきましたので、それらの国でも部屋探しをしました。
その際は特に部屋探しに関して難しいと思ったことはなく、「現地に到着してから探せばいいやー」と思っていました。
しかし、今回のスペインのビザ場合は「到着してから1か月以内に住所登録して、、、、」というルールがあります。
今回僕は、幸いにも 非営利目的居住査証ビザ(Non-lucrative Visa) を取得することができて、それを使ってスペインに移住する予定なのですが、このビザ自体は最初の3か月間しか発行されません。その間にしっかりと現地で住所登録をして在留カードを取得する必要があります。
なので、3か月の余裕があると言うと長そうですが、逆に言うと3か月なんてあっという間に過ぎてしまいます。
いずれにしましても住む場所を早く決めておくことに越したことはないので、色々なサイトにて探してみました。
多くの方がまとめていると思いますが、僕はとりあえず以下のサイトにてアパートを検索しました。
- Idealista (idealista.com)
– スペイン全土の長期賃貸や売買物件の豊富なリスティング。
– 詳細な物件説明、写真、および連絡先情報。
– 滞在期間に応じたカスタム価格オプション。
– 多言語対応(英語、スペイン語、フランス語、ドイツ語など)。
– 個人オーナーおよび不動産業者からの物件。 - Fotocasa (fotocasa.es)
– 賃貸、売買、新築物件の包括的なリスティング。
– 価格、場所、物件タイプ、アメニティなどの詳細な検索フィルター。
– ユーザーフレンドリーなインターフェース、物件アラート、保存検索機能。
– モバイルアプリで外出先でも閲覧可能。 - Uniplaces (uniplaces.com)
– 学生向け住宅や短期賃貸に特化。
– アパート、学生寮、シェアフラットの部屋などのリスティング。
– 簡単な予約プロセスとオンライン決済オプション。
– 多言語サポートと確認済み物件。 - Habitaclia (habitaclia.com)
– 賃貸、売買、ホリデー賃貸のリスティング。
– プール、テラス、駐車場などの特定の特徴を含む詳細な検索フィルター。
– 写真、地図、近隣のサービスなどの詳細な物件説明。
– 物件および不動産業者に対するユーザーレビューと評価。 - Spotahome (spotahome.com)
– 中長期賃貸に焦点を当てたビデオツアーと高品質な写真。
– アパート、スタジオ、シェアフラットの部屋のリスティング。
– アメニティ、近隣、公共交通機関のリンクに関する情報を含む詳細な説明。
– 透明な価格設定と隠れた手数料なしの簡単なオンライン予約。
その外にもAirbnbなども見ました。実はデンマークに長期間住んでいた時はAirbnbの物件を使って住民登録もできたのですが、今回僕らがスペインに行くのが8月ということでどの物件も高かったです。
idealista も悪くなかったが…
最初はずっと idealista で物件を探していました。 idealista はスペイン、ポルトガル、イタリアなどの国の最大手の不動産情報サイトです。エリアや細かい条件から検索することができ、ほぼ毎日新しい物件が掲載されます。
最初はidealista で探せばいいやと思っていましたが、やはり行く前から部屋を決めれたらそっちの方がいいということになり、一旦保留にしました。
しかし、日本でもそうですがアパートの内見は絶対にした方がいいです。部屋の中だけでなく周囲環境など確認することは重要なので、どうしようか悩んでいた時に見つけたのが spotahome というサイトです。
spotahome とはどんなサイト?使い方は?
spotahome は他の不動産情報サイトとちょっと異なるサイトです。こちらは中長期の賃貸契約を希望している方向けの情報サイトです。
spotahome のサイトを見たときに一瞬で「このサイトで探そう!」という気持ちになりました笑
僕はウェブデザイナーでもあるので、まずこのサイトのUIがとても気に入りました。またこのサイトは以下のような特徴があります。
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中長期賃貸に特化:Spotahomeは、中長期の賃貸物件に焦点を当てており、アパート、スタジオ、シェアフラットなどのリスティングがあります。短期間の滞在にも対応していますが、一般的には1ヶ月以上の賃貸が多いです。
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高品質な写真とビデオツアー:物件の実際の状態を確認できるように、高品質な写真とビデオツアーを提供しています。これにより、現地に行かなくても物件の詳細を把握できます。
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包括的な物件情報:物件の詳細な説明、写真、ビデオツアーに加えて、アメニティや周辺環境についての情報も提供されています。物件の家具や設備、近隣の公共交通機関、ショッピング施設などについても詳しく記載されています。
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オンライン予約と即時予約:Spotahomeではオンラインで物件の予約が可能で、一部の物件は即時予約(インスタントブッキング)も提供しています。これにより、迅速かつ簡単に物件を確保できます。
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費用の透明性:賃貸料金には一部または全ての光熱費が含まれており、追加費用が発生しないように設計されています。また、保証金不要の物件も多くあります。
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多言語サポート:英語、スペイン語、フランス語など複数の言語でのサポートを提供しており、国際的な利用者にも対応しています。
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保証と安心感:Spotahomeのスタッフが物件を訪問し、写真やビデオを撮影することで、リスティングの信頼性を保証しています。また、賃貸契約に関するサポートも提供しており、トラブル時の対応も安心です。
上記のような特徴があり、何といっても「動画で見れる」「スタッフが実際にチェックしている」「物件によっては光熱費が込み」「保証がしっかりしている」という点が大きな安心要素でした。
物件の金額に関しては、 idealista で探していた時よりも若干高めかなと思うことが多いですが、それでもこのように情報が充実していますし、保証もしっかりしているのでそこは特に問題に感じませんでした。
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Spotahome にて部屋を探す手順
まずは、都市に絞って検索をします。 Spotahome ではヨーロッパの約80都市で情報を掲載しています。
TOPページから都市名を入力して都市を絞り込みます。
次に左上のフィルター機能から条件を絞っていくのが良いです。
条件は以下の項目を絞り込めます。
- Availabilities:到着日、滞在期間
- Property type:Apartments、Studios、Rooms in shared apartment、Student residences
- Budget:予算、光熱費込みかどうか
- Filters:部屋の特徴、CHECK済、ベッドの数など
個人的にオススメのフィルターは CHECKEDになっている物件です。これが付いている物件だと、実際に spotahome のスタッフがチェック済の物件なので情報の信憑性がかなり高いです。また、動画が付いていることが多いので、実際に部屋の導線が確認できたりします。
都市にもよりますが、 spotahome の掲載数も割と多いので、多くの物件が表示されると思います。
上図のようにリスト表示内に必要な情報が掲載されているのでとても見やすいです。以下のようなアイコンが付いている物件は、オススメの物件です。
- BILLS INCLUDED:光熱費・ネット代が含まれている
- SOME BILLS INCLUDED:一部の光熱費・ネット代が含まれている
- SPOTAHOME PLUS:最大限の保証を確保するために、お客様と家主の厳格な検証プロセスが必要 & チームが賃貸期間全体を通してサポート
また、 FROM 23 JUNE のように入居可能日も表示されているので、いつから入居できるかも確認できます。物件によっては2年後から入居できる物件もあるので、しっかりと年まで確認しましょう。
Spotahome の物件ページの見方
物件ページを開いたら、いくつか確認すべき項目があります。
まず確認すべきなのが画像・動画です。 CHECEKDの物件であれば動画や間取り図があるのでとても参考になります。以下のように spotahome のスタッフがしっかりと動画でレビューしてくれます(すごい)
次に確認するのは入居期間です。右上の「Check availability」からカレンダーで入居日と退去日を確認することができます。
物件によっては 短い期間しか借りれなかったり、逆に最低1年間の契約だったりします。ここのカレンダーからしっかりと希望の入居日と退去日が選択できるかを確認します。
Payment summary をクリックすると、実際に支払い金額のスケジュールを確認できます。
次に Overview の部分を確認すると、実際に設置されている家電などの有無を確認できます。スペインは夏に扱ったりするのでエアコンの有無などを確認するのは重要です。
また、以下のようにエレベーターの有無やWIFIの有無なども確認が必要です。 階数が5階なのに、エレベーターがないということはヨーロッパではよくあります。これは注意が必要です。
- Property type: apartment
- Storey: 3rd
- Elevator: yes
- Number of bathrooms: 2
- Wi-Fi installed: yes
- Parking: no
その外にもハウスルールやLandlord(家主)について確認することもできます。安心なのはやはり不動産業者が出している物件や、個人であっても多くの物件を今まで掲載してきた個人オーナーです。まだ掲載経験が少ない個人のオーナーの物件は注意した方がよいです。
契約前に確認したいことがあればサポートへ
スペインの場合、長期滞在者は Empadronamiento(住民登録) をする必要があります。日本でいう住民票の登録のようなものです。
僕の経験上、すべての物件でこれを許可しているわけではないと思ったので、事前に大家さんにここのアパートを使って住所登録をしていいか確認する必要がありました。しかし spotahome の仕組み上、支払いをして大家さんと契約をしてからでないと、直接大家さんと連絡を取ることはできないようになっています。
そこで頼りになるのが spotahome のサポートスタッフです。
Helpのページから 問い合わせをすることで、サポートスタッフとメールで連絡を取ることができます。
契約前は大家さんと直接連絡を取ることはできませんが、サポートスタッフを経由して大家さんと情報をやり取りすることが可能なので、ちょっと時間はかかりますが、事前に確認したいことは聞くことができました。
▼こんな感じで 連絡を取り合うことで大家さんから「Empadronamientoができる物件だよ」ということを教えてもらいました。これで安心して契約をすることができます。
期間を決めたら申し込む
疑問がクリアになって、住みたい物件ができたらあとは期間を決めてリクエストをするだけです。
以下のように決済ページに進むので必要な情報を入力して進めていきます。
プロフィールを作成しておくと、リクエストが通りやすい
家主側としても、どんな人が住もうとしているのか確認する必要があります。それをわかりやすくするために、Spotahomeではプロフィールを作成できるようになっています。
アカウントを作成後に Profile のページに進むと 以下のように自分について記入することができるようになっています。ここをしっかりと記入しておくことで、家主にもどんな人かを伝えることができ、リクエストが承諾されやすくなります。
リクエストが完了したら
リクエストが完了したら、あとは家主からの承認を待つだけです。 My booking のページから進捗を確認できますし、何か進展があればメールで通知がきます。
僕らの場合、ちょっと家主からの相談があり、サポートを通じて連絡が来ました。
元々は1年間の期間でリクエストで申請をしていましたが、家主が「まずは5か月間で様子を見て、そこから延長する形でもいいかな?」という提案がありました。
そこから色々とサポートを通じて「5か月間の賃貸借契約書でも住所登録はできるか?」「デポジットをもっと払うから6カ月にできないか」などのやり取りをして、結果的には5カ月間で最初契約できることになりました(^O^)
家主がリクエストを承諾すると、以下のようなメール通知が届きます。
そして、承諾直後に 早速 whatsapp から直接連絡が来て、書類のやり取りができるようになりました!!
Spotahome の注意点
とても洗練されたWEBサービスなので、特に難しい点などないのですが、以下の部分は注意しておく点かと思います。
サポートからの対応は遅い時がある
メールやWhatsappでのサポートとなるのですが、平日日中(現地時間)であれば割とすぐにレスポンスが来ます。しかし、難しい質問内容だったり週末をはさんでしまうと、連絡は遅くなります。部屋探しは先に契約されてしまったら、もうその物件はダメというスピード勝負です。もし気になる物件があったら早めにサポートに連絡をしましょう。
CHECKEDの物件を優先的に選ぶ
spotahome は割と信頼できる物件サイトですが、それでも変な物件はあると思います。そんな時に役に立つのが CHECKED のマークが付いた物件です。こちらの物件はしっかりと spotahome のスタッフが確認をしている物件ですので、掲載情報や実際の部屋の状態の信ぴょう性がかなり高くなります。CHECKEDの物件のほとんどは動画で解説されているので、実際の間取りの様子も見てわかります。ただ、動画に関しては 何年も前に撮影された動画も多いので、あくまでも間取りの確認や参考適度として考えるのが良いです。
住所登録できない物件もある
スペインに長期滞在する方は Empadronamiento(住民登録)を希望している方もいると思います。しかし家主さんが登録を拒否している場合などもあるので、もし物件情報に記載がない場合は事前にサポートを通じて家主さんに連絡を取った方がいいです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は spotahome を使って、無事にスペインの物件を渡航前に決めることができました!Spotahome自体の口コミも悪くないと思います。
正直、実際に行ってみるまでは不安な部分もありますが、動画で実際の様子も確認できましたし、住所登録ができることも確認できたのでよかったです。
この記事が誰かの参考になれば幸いです。
HODAの紹介コードを使うと、30ユーロOFFになります! : HODA-1wl0s-T
※追記 実際に住み始めました!
実際にスペインに移住を始めて、物件に住み始めました! 多少 虫が出たり、色々と気になる点はありますが、金額や部屋の設備などはページ記載通りだったので満足です 🙂
奥様のチャンネルで部屋の紹介もしているので、参考にしていただければと思います!