クロアチアのドブロブニクからバスでモンテネグロの世界遺産都市であるコトル(Kotor)という街にやってきました!
コトルには5日間ほど滞在をしていまして、先日コトルのメインアクティビティでもある城壁(City wall)に登ってきました!そこでの注意点や登り方などをご紹介したいと思います。
コトル(Kotor)とは?
コトルはモンテネグロにある世界遺産の都市です。ドブロブニクから日帰りツアーがあったりと、モンテネグロの中でも人気の観光地となっています。
14 世紀後半、コトルはベネチア共和国に占領され、長さ 4.5 km の市壁は現在の構造になりました。
これは、防御的なベネチアの軍事建築の最も重要な例の 1 つです。アドリア海に面したフィヨルドのような地理に位置するコトルは色んな面で魅力的な都市です。
そんなコトルは小さな街なので、基本的には旧市街を散策することが醍醐味の一つです。
他の世界遺産のように「コレを見なきゃ!」というランドマークはなく、中世の要塞であった都市の街並みを感じたり古い教会を見たり、レストランで料理を楽しんだりするのがTODOとなっています。
ただ、一つあるとすればコトルの城壁(Kator City Wall)に登ることは人気のアクティビティです。
コトルの城壁(Kator City Wall)とは?
コトルは四方を山に囲まれている都市で、コトルの街の裏の山には大きな要塞が築き上げられています。
当時敵から街を守るために建てられた要塞が山の上まで広がっているのが特徴です。
コトルの城壁(Kotor City Wall)は、モンテネグロのコトル市にある、14世紀から15世紀にかけて建設された城壁です。当時のコトルは、ヴェネツィア共和国の支配下にあり、城壁はヴェネツィア共和国によって建設されました。
城壁は、コトル市を守るために建設されました。当時、コトルは海上貿易において重要な拠点であり、多くの商人が出入りする国際的な港湾都市でした。そのため、貴重な財宝や商品が多数集まり、略奪や盗難が起こることもあったため、城壁の建設が必要とされました。
城壁は、全長4.5キロメートルに及び、石やレンガを使って建設されています。城壁の最も高い場所には、要塞として機能する要塞が設置されており、遠くまで見通すことができました。また、城壁には、数多くの塔や城門が設置され、敵からの攻撃を防ぐことができるようになっていました。
現在、コトルの城壁は、モンテネグロの国宝に指定されており、世界遺産にも登録されています。また、多くの観光客が城壁を訪れ、歴史的な建築物として人気があります。
コトルに来たら是非登ってもらいたいアクティビティになっていて、上からのパノラマ景色は必見だと思います。
料金・営業時間
コトルの城壁に登るのには 8ユーロ/人の入場料がかかります。(基本的にコトルではここ以外は入場料などはかかりません。)
城壁への入り口は地図のこの地点にあります。
↓ちょっとわかりにくいですが、エントランスへの入り口はこちらの門になります。この門を通ってまっすぐ進むと坂道があるのでその坂道を進みます。
↓進んで行くとエントランスがあります。エントランスと言ってもすごく簡易的なゲートです。ここの門の横にスタッフがいるのでそこで入場料を支払います。現金・クレジットカードが利用できました。
営業時間は 8am ~ 8pm までとなっています。(時期によって多少異なることがあります。)
安全性からも日中の時間単に登ることをオススメします。
要塞までの道のりは楽ではありません。全長約 1.3km (段数は1300段)の長い城壁なので、必ず歩きやすい靴で臨むことをオススメします。
↓このように狭い階段があって、そこを進んで行く感じです。石段なので濡れていたら滑りますし、人が来たら譲り合う必要があります。
上までかかる時間
僕らは途中で休憩したり写真を撮ったりして比較的ゆっくり登りましたが、2時間ほどで頂上の要塞まで行くことができました。
ルートがいくつかあるようですが、基本的に上から人が降りてきている道を進んで行くのがベターです。
↓このようい「危険ゾーンが増えます」という看板があったりします。そこまで危険な場所はありませんが、柵がなかったりすぐ向こうが崖になっていたりする箇所もあるので安全第一で上ることをオススメします。
下るのはそこまで時間はかからないと思います。とっ言っても一時間ほどかかりますし、途中の階段が混み合っていればそれだけ時間もかかります。サンセットなどを見るために夕方に登る時は、下る時の時間も計算しておかないと道が暗くなってしまって危険です。
上からの景色
景色は言うまでもなくとても綺麗です。階段の途中にはいくつか景色を眺めることができる場所があるので休憩しながら景色を見たり、記念撮影をするのがいいと思います。
必要な装備
コトルの城壁を上るのはほとんど登山と同じと思っていただくのが良いかと思います。
■必ずいるモノ
- 入場料:8ユーロ/人(現金)
- 水分補給ドリンク
- 歩きやすい靴
■あると良いモノ
- 杖
- 帽子・サングラス
- カメラ
まとめ
いかがでしたでしょうか。コトルの城壁は結構疲れますが、上からの景色は最高に綺麗です。コトルの旧市街自体は半日もあれば回り切れてしまうので、時間の余裕があれば城壁に登ってみても良いと思います 🙂
かなり長い道のりではありましたが、他の観光客を見ていると小さいお子さんやご年配の方も元気に登っているので、ハイキングだと思ってゆっくり登るのも良いと思います。
コトルの城壁に登るのには何時間かかりますか?
最初のポイントである教会までは約30分、頂上の要塞まで行くにはゆっくり登って2時間ほどかかります。
コトルの城壁の入場料はいくらですか?
8ユーロ/人 かかります。クレジットカードでも支払うことができます。
The Review
コトルの城壁
コトルの城壁は9世紀に敵から街を守るために険しい岩の崖に作られました。そこから長い年月をかけて色々と追加されて、教会、要塞、門、砦などが作られました。 今では要塞は利用されていませんが、上からの景色は必見です。
PROS
- 上からの絶景
- 途中にある教会や遺跡
CONS
- 登るのはハード