みなさんこんにちは!僕は今夫婦でヨーロッパを周遊しております!
今はドイツ・ミュンヘンに滞在しているのですが、ミュンヘンと言えば「ノイシュバンシュタイン城」ということで、今回日帰りツアーに参加してきましたので、その流れや注意点などご紹介したいと思います :)
ノイシュバンシュタイン城とは?
上のように書いてしまうと少々堅苦しいですが、有名な話だとディズニーランドのシンデレラ城のモデルとなった城です。
誰もがテレビみたことのある、まさに中世のお城の代表がこのノイシュバンシュタイン城です。せっかくドイツに来たので、この城は行かねば!ということで見に行くことにしました。
ただ、とても田舎の方(リヒテンシュタインの近く)にあるので自力で行くことは難しいです。そのため多くのツアー会社やサイトがオプショナルツアー(日帰りツアー)を提供しています。
日帰りツアー/オプショナルツアーの予約方法
ノイシュバンシュタイン城へのツアーは基本的に日本の会社ではなく、現地のツアー会社が運行しています。予約するには以下のサイトがオススメです。
ベルトラ https://www.veltra.com/jp/
GetYourGuide https://www.getyourguide.jp/
ちなみに日帰りツアーの費用は約60ユーロです。私たちはベルトラで予約をしました。学生だと安くなるので当日は学生証など証明できるものを持っていく必要があります。
↓ 予約が完了すると以下のようなバウチャーがダウンロード可能になります。これを印刷する必要はありませんが、スマホにダウンロードして表示できるようにしておく必要があります。
当日の流れ
基本的に当日の流れはすべてバウチャーに記載されています。ちなみに、こちらの動画で朝から帰るまでの流れをご紹介していますのでご参照ください★
ちなみに、私たちの当日の流れは以下のようなスケジュールでした。
時間 | 場所・行動 |
8:10 | 集合 |
8:30 | バス出発 |
10:00 | リンダーホーフ城 |
11:30 | オーバーアマガウ |
13:00 | ホーエンシュバンガウ到着 |
15:25 | ノイシュバンシュタイン城のツアー開始 |
16:50 | 帰りのバスが発車 |
朝集合
私たちのバスは8:10 に「Galeria Kauhof カールスプラッツ」前に集合します。
「Karlsplatz (Stachus)」駅に行き、そこから見えるショッピングモールの道沿いにバスが数台停まっているのでわかりやすいと思います。
同じようなバスが数台あるので、間違えないように注意しましょう。ツアーの番号がバス前に置いてあると思いますので、それを確認して添乗員に聞くのが確実です。バウチャーにQRコードがあるので、それをスキャンしてもらって、問題なければバスに乗ることができます。
バスに乗ったら
バスに乗ったら、席は自由です。二階建てバスでしたので、私たちは前の方に座りました。Wifiはありませんでしたが、USBポートがあったのでスマホやカメラの充電はできました。
ツアーの金額には含まれていませんがバスの中で「リンダーホーフ城」「ノイシュバンシュタイン城」の城内ガイドツアーのチケットをバス内で購入することができます。基本的にみんな購入していますし、普通に城内ツアーは見る価値があるので購入をオススメします。
ベルトラでは「現金のみ」と記載がありましたが、私たちの場合はクレジットカードを利用することができました。城内ツアーは2つの城がセットで30ユーロでした。バス内で支払いをして現地に着いたときにチケットを受け取ることができます。
ちなみに、「リンダーホーフ城」は英語ガイドのみですが、「ノイシュバンシュタイン城」では日本語を選択できるのであらかじめ伝えておきましょう。
バスの道中
ツアーにもよりますが、バスの道中では添乗員が当日の流れやミュンヘンについていろいろと英語で説明してくれます。私たちの添乗員はエジプト出身の方でしたが、とても面白くて個人的にも色々を話して仲良くなりました。
バスの中は少し冷房で寒いかもしれないので、上着があるとよいかもしれません。
また、バスの中にはドリンクを販売をしていました。水は2ユーロで売っており、これは現地のお土産屋よりも安いのでバス内で購入することをオススメします。
最適な服装は?
ノイシュバンシュタイン城はご想像の通り、山の方にあります。
なので、ミュンヘン市内よりも寒いです。僕らはフランクフルトからミュンヘンに来たのですが、フランクフルトが暑すぎたのでミュンヘンは涼しく感じました。そして、ツアーに参加した日は曇りだったので、かなり寒かったです。
僕らが行ったときは 24度だったので、半そででは寒いと思いました。軽いパーカーやトレーナーを着ていくのがよいかと思います。
リンダーホーフ城
ツアーではまず最初にリンダーホーフ城に到着すると思います。
リンダーホーフ城では約1時間ほどしか時間がありません。
バス停から庭園までが徒歩10分くらいで、城内ツアーが20分ほどかかると考えると美しい庭園を散策できるのは約20分ほどしかありません 🙂
庭園はかなり美しく、色々な場所から撮影をされたいと思うのでできるだけテキパキ行動することをオススメします。
城内ツアー
城内ツアーを見学するにはチケットが必要になります。バス内で支払いを済ませていれば、リンダーホーフ城のチケット売り場でチケットを受け取ることができます。
チケットにはツアーの時間が記載されており、同じツアーグループだとしても3つのグループにわかれていました。各グループは5分毎に分かれており、A,B,Cが記載されているので、そのゲートの前で待ちます。
注意点
- リンダーホーフ城の城内ツアー内はカメラ撮影・動画撮影禁止です。
- 2022年8月の時点ではマスクの着用が義務付けられていました。
- リンダーホーフ城の周辺は公共Wifiがありました。
庭園
美しい庭園も見て回らないと損です。上記でも書きましたが、ツアーに参加すると庭を回る時間がそこまでないので、テキパキ行動することをオススメします。時間によっては中央の池からの噴水を見ることができてオススメです。
注意点
- ツアーにもよりますが、お土産などを買う時間はほとんどありません。
オーバーアマガウ
私たちのツアーではオーバーアマガウで30分ほどの滞在がプランに入っていましたが、何故かスルーしてしまいました笑
一応、街に入ったらゆっくりとバスを進めてくれて、家に描かれた絵の意味などを説明してくれました。もしかしたらベルトラに記載されている内容と実際の現地ツアーでの旅行プランが少々異なる可能性があります。
ホーエンシュバンガウ到着
プランにホーエンシュバンガウと記載されていますが、ホーエンシュバンガウ城には行きませんでした。
ホーエンシュバンガウ城やノイシュバンシュタイン城などがあるこの地域を「ホーエンシュバンガウ」と呼んでおり、この周辺を散策することができます。
私たちのノイシュバンシュタイン城へのツアーのチケットは 15:25 となっていましたので、約2時間半くらいありました。ただ、後から説明をしますが、なるべく早めに城のある山頂に向かうことをオススメします。
公衆トイレはありますが、0.50ユーロかかります。もしレストランに行く場合はレストランのトイレを利用されることをオススメします。
レストランの相場
ここのレストランの相場はミュンヘン市内よりやや高いイメージです。一人当たりの食事の相場はドリンク込みで15ユーロほど見ていただくのがよいかと思います。
ちなみに、僕たちはSchloss Bräustüberl Hohenschwangauというレストランで軽く軽食を食べました。カップチーノは美味しく、ソーセージは食べ応えがありました!
山頂までの交通手段
城周辺への交通手段は3つあります。
①徒歩(無料)[ノイシュバンシュタイン城まで徒歩約40分]
山道があるので、徒歩でも行くことができます。無料ですし、ゆっくりと自然を眺めながら登ることができます。上記マップの赤いラインが徒歩のルートです。
②馬車(7ユーロ)[ノイシュバンシュタイン城まで約20分 + 徒歩10分]
馬車に乗って山頂にも行くことができます。ただ、馬車で直接城まで行ける訳でなく、馬車から降りても10分ほど歩く必要があります。
時間的には徒歩よりも早くつけるのですが、馬車は本数が少ないので混雑状況によってはかなり待つ必要があります。また馬車は定員12名までなので、待っている時間を考えると徒歩の方が早いことも多々あるとのことです。
③シャトルバス(3ユーロ)[ノイシュバンシュタイン城まで約10分 + 徒歩10分]
個人的にはシャトルバスがオススメです。片道だと3ユーロですが往復だと3.5ユーロになるので、片道だけでなくあらかじめ往復で乗車券を購入するのがオススメです。
ちなみに、乗車券と言っても購入時のレシートがそれになります。それを運転手に見せればOKです。(と言っても、運転手ほとんでみてなかった、、、)
シャトルバスは頻繁に来ており、一度に乗れる人数も多いのでオススメです。また、シャトルバスはノイシュバンシュタイン城の撮影スポットの前まで直行で行くこともできます。
山頂についたら
山頂についたら、ノイシュバンシュタイン城の撮影を楽しむことをオススメします。お城ツアーの後はすぐに帰りのバスの出発時間になるので時間がないかと思います。なので、城内ツアー前に撮影することをオススメします。
バス停から右に進むと、遠目から撮影できるスポットに行くことができます。ここはそこまで混んでおりませんが、
坂道を登っていくと、吊り橋に行くことができます。
私たちが行ったときは吊り橋待ちの列がバス停まで伸びていました。
ここから吊り橋に行くまでに約20分かかります。なので、ツアーの間までに余裕をもってここに来ることをオススメします。
ノイシュバンシュタイン城に進む
吊り橋(バス停)から徒歩10分くらいでノイシュバンシュタイン城前に行くことができます。この道中でもパノラマビューを見れたり、別角度でノイシュバンシュタイン城を見ることができるので時間に余裕があればゆっくり歩くことをオススメします。
ノイシュバンシュタイン城に入る
ノイシュバンシュタイン城のガイドツアーに入るには2つのゲートがあります。
1つ目:ガイドツアーの待合所に行くためのゲート
2つ目:ガイドツアーに入るためのゲート
1つ目のゲートに入るには、ノイシュバンシュタイン城のツアーのチケットを門番に見せる必要があります。あまりにも早いと入れませんが30分前くらいだと中に入れます。
入って右手に無料の公衆トイレがあるので行けるときに行っておいた方が良いです。
2つ目のゲートは実際にチケットをスキャンしてガイドツアーに進むためのゲートです↓
ゲートの上にはモニターがあり、ここにチケットの時間が表示されます。時間と番号を確認して、時間になるとゲートを通ることができます。
ノイシュバンシュタイン城のツアーの注意点
- ツアー中は撮影・録画すべて禁止になっています。
- 城内に入るとオーディオガイドをもらえる場所があるのでそこで「Japanese」と伝えると日本語用のオーディオガイドをもらえます
- オーディオガイドにはイヤホンジャックがあるので、有線イヤホンを持っていくと便利です。
- オーディオガイドはすべて自動で始まるので音量ボタン以外には触れないように注意ください。
- ツアーは約30分くらいかかり、ツアー終了後にお土産屋を通ります。帰りの徒歩の時間やシャトルバスのことも計算し、日帰りツアーのバスに乗り遅れないようにご注意ください。
時間配分
もしノイシュバンシュタイン城を満喫したい場合は、ツアーの1時間前には山頂に上ることをオススメします。
なので、もしツアーの時間が15:00 なら逆算して以下のようにホーエンシュバンガウを過ごすのが良いと思います。
13:00 | ホーエンシュバンガウ村にバスが到着 |
13:00 ~ 14:00 | 村を散策(昼食をするならこの時間で) |
14:00 | シャトルバスで上に向かう |
14:10 | 山頂に到着・吊り橋の列に並ぶ |
14:30 | 吊り橋で写真を撮る 📷 |
14:40 | 吊り橋からノイシュバンシュタイン城に向かう |
14:50 | ノイシュバンシュタイン城のツアー待合所に到着 |
15:00 | ノイシュバンシュタイン城のツアーの時間 |
15:30 | ノイシュバンシュタイン城のツアーが終了・階段を下りる |
15:40 | ノイシュバンシュタイン城のお土産ショップを散策 |
16:10 | 山頂のシャトルバス乗り場に到着 |
16:20 | シャトルバスで下のバス停に到着 |
16:50 | ツアーのバスが出発 |
↑かなり細かくスケジュールを書いてしまいましたが。結構時間がないので、あまりランチなどでゆっくりしない方が良いと思います。
ツアーが終了したら
城内ツアー最後にオーディオガイドを返却したらツアーが終了です。そしてら下の階に降りて、お土産屋などを通って城の外に出ることができます。
後は来た道を戻るだけですが、途中で説明した通り「城からシャトルバス停まで10分」「シャトルバスで下まで行くのに10分」それプラスでバスを待つ時間を考慮するとなるべく早く戻りたいところです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。ノイシュバンシュタイン城に自力で行くのは大変なので、オプショナルツアーで行かれることをオススメします。実際の流れは以下の動画でご紹介していますので参考にしていただければと思います!
The Review
ノイシュバンシュタイン城日帰りツアー
シンデレラ城のモデルにもなったノイシュバンシュタイン城を見にいくことができるツアーです。多くの現地ツアー会社が提供しているので、日本語でも申し込みができるサイトで申し込むことをオススメします・
PROS
- とても綺麗な城を見ることができる
- ドイツの中世の世界観に浸れる
- 日帰りツアーならバスで簡単に行くことができる
CONS
- 仕方ないが、自由時間が限られる
Review Breakdown
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歴史的重要度
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見る価値
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写真映え度