
プロが教える「Kajabi(カジャビ)」が選ばれる理由/メリット/特徴
みなさん、こんにちは!
今回は最近人気が出てきているKajabi(カジャビ)についてのメリットや特徴などのレビューをしたいと思います。 🙂
目次
僕とKajabi
まず、僕とKajabiの関係についてみなさんにご紹介したいと思います。恐らくこの記事に到達している方は既知かもしれませんが、僕はHodaPressというYoutubeチャンネルにてKajabiのフルレビューをさせていただいております!
https://www.youtube.com/watch?v=kMAiAJIw7ow
最初はかなりニッチな動画になるかと思っておりましたが、約3,000回の再生をされております!また、この動画から多くのお問い合わせをいただいており、実際に導入に支援などをさせていただいております。
Kajabiは初心者でも簡単に使い始めることのできるEラーニングソフトウェアですが、やはりデフォルト言語が英語ということで日本人の方にはハードルか高いという点もあります。
ちなみにですが、日本でのKajabiサポート対応が認められて、先日Kajabiから公式パートナーとして選んでいただきました。そのお礼として海外のKajabi社からいい感じのタンブラーをいただきました!
恐らくここまでKajabiに対して貢献している日本人は僕だけだと思います。Kajabiはまだまだ日本では知名度は低いですが、今後はどんどん人気になってくると思います。
Kajabiの特徴・比較
Kajabiの特徴についてご紹介する前に、よくKajabiは以下の2つのEラーニングソフトウェアと比較されます。
- Teachable(ティーチャブル)
- Thinkific(シンキフィック)
Teachable(ティーチャブル)、Thinkific(シンキフィック)もどちらもKajabiと似ているツールになりますので、もしかしたらみなさんのビジネスのニーズによってはKajabiよりも上記のどちらかのサービスの方がマッチしているかもしれません。
以下に3サービスの比較表を簡単に作成しましたので、ご確認いただければと思います。(スマホの場合はクリックすることで各サービスの詳細を見ることができます。)
僕はKajabiもteachableもThinkificも導入支援・初期設定サポート・運営サポートを行っておりますが、その経験を踏まえた上でKajabiが優れていると思う点を挙げたいと思います。
👍オートメーション機能
Kajabiといえばこの機能です。オートメーション機能は日本語では「自動化」という意味ですが、Kajabiを使うことで、様々なアクションに対して自動化をすることができるので、マーケティングがとても簡単になります。
ThinkificなどはAPIを連携して他のサービスを使うことで自動化も可能ですが、他のサードパーティーツールと完全に連携できる訳ではないのであまりオススメできません。
Kajabiを使うことで例えば以下のようなオートメーションを組むことができます。
- オファーを購入した人に対して、自動的に「メルマガA」に登録する
- 「メルマガA」の5通目を開封してくれたユーザーに無料の「オファーB」を付与する
- Zoomイベントに登録してくれた人に「ZOOM参加済」というタグを付ける
- 「ZOOM参加済」のタグがついたユーザーに7日後にフォローアップのメールを送信する
- オファーを購入した人に対して、自動的に「ZoomイベントB」に登録する
- 「タグA」がついた人に対して、自動的にメールを送信する
- 7日間ログインがないユーザーに対して、自動的にメールを送信する
- 講座Aの3本目の動画を完了したユーザーを「メルマガB」に追加する
可能性とアイディアは無限大です。Kajabiはこの点がとても優秀で、自分のビジネスに合わせて自由にオートメーションを組むことができるので、最適な方法でユーザーにアプローチをすることができます。
👍メルマガ機能
上記の続きになってしまいますが、Kajabiは自動的にEメールを送信することができます。もちろんメルマガを送信することができるので、フォームに入力してくれたユーザーや、オファーを購入してくれたユーザーに対してメールマガジンを送信することができます。しかもメールの送信上限はなく、月に何通でも送信できます。
また、差出人のメールアドレスも自分のメルアドを使うことができるので、例えば contact@waction.org というメールからも送信することができるので、ユーザーの方を惑わすことなくメールマーケティングを行うことができます。
メールではその他以下の機能を使うことができます。
- メールにPDFファイルなどを添付する
- 受信者に合わせて本文を変えることができる。 (例 ようこそ! XXX様)
- テキストエディターがあるので、メール本文を装飾できる。
- メルマガの配信分析機能
↑メルマガの配信分析機能は最低限のデータを見ることができ、便利です。
↑去年くらいに、メールテンプレートビルダーも使えるようになりました。これにより、いちいちHTMLでメールを作成しなくてもおしゃれなメールを送信できるようになります。(この機能は現在、メルマガでは利用できる、一回だけ送信するEmail Broadcastsで利用できます。)
↑WEBサイトを作成するイメージで簡単にEメールを作成できます。自分のスクール内の動画も埋め込むことができます。
👍オファーという概念
Kajabiの大きな特徴は「オファー」という概念があることです。
Thinkific,teachable,Udemyなどのオンラインコースの販売方法というのは、「コースに価格を付ける」というのが一般的です。もちろん、thinkificやteachableには月額プラン、年額プランなどの複数価格プランを一つのコースに付けることは可能です。
上記の仕組みでも便利ですが、Kajabiはもっと柔軟に価格を付けることができます。
以下がKajabiの例ですが、オファーという「価格プラン」を作成して、そこにコースを紐付けるイメージで商品を作成することができます。
これにより、通常は 3,000円のコースでもメールマガジンを最後まで読んでくれた方には2,000円でお得感を伝えることができますし、そのメルマガ読者専用オファーにまた別のオートメーションを紐つけて、別のマーケティングを行うこともできます。
KajabiはBasicプランでは作成できるコースは3コースだけですが、オファーの数は無制限に作成できるので、自分の3つのコースを組み合わせて様々な販売方法ができるのが特徴です 🙂
例えば以下のようにするのもいいでしょう。
- シンプルオファー 1,000円/月 → コースAを視聴可能
- サポートオファー 4,000円/月 → コースAを視聴可能 + 特別にサポートをします。
- 動画オファー 5,000円/月 → コースA~Cをすべて視聴可能
- サンキューオファー 無料 → メールマガジンを最後まで読んでくれた方にプレゼントするオファー。動画Bを無料で視聴可能。
- SNSスペシャルオファー 3,000円/月 → Twitter限定にリンクを公開して、そこから購入すればコースA~Cをすべて視聴可能
- 前払いオファー 12,000円 → サブスクではなく、12,000円一回払いしてくれた方は、無期限でコースA~Cをすべて視聴可能
↑このようにすることで、コースが3つしかなくても様々は方法でマーケティングを行うことができます。これはとても便利で僕がKajabiを気に入っている大きな理由でもあります。
👍シンプルな決済ページ(オファーページ)
オンラインビジネスでネックとなるのが、決済ページでの離脱です。例えばいちいち会員登録で住所を入力しなくちゃいけなかったり、アンケートなどに記入しないといけないという理由で決済まで到達しないユーザーは多々います。
Kajabiはこの点のUIもかなり上手に作られているので、必要最低限の情報だけを入力すれば決済できるようにしています。
↓実際に最小限の情報にすると、こんな決済画面になります。
https://kajabi-partner-4c7585.mykajabi.com/offers/M94wedvx
↓色々と入力フォームを追加することもできます。
https://kajabi-partner-4c7585.mykajabi.com/offers/zv7nVJgv
↓旧チェックアウトのレイアウトも利用することができます。
https://kajabi-partner-4c7585.mykajabi.com/offers/oViGt2Fx
↑テスト目的なので、実際に購入しないようによろしくお願いします笑
気づいた方もいるかと思いますが、オファーページを単独で利用することもできるので、例えばすでにWordPressをお持ちの方は、サイト内に「講座購入はこちら」のようなボタンを作成して、そこをクリックするとKajabiのオファーページに飛ぶようにすることで、自然な流れて購入をしてもらうことができます。
僕のクライアント様の中にも、実際に既存のサイトからKajabiオファーに誘導して購入していただいてるケースもあります。その場合は、KajabiのTOPページなど特に作る必要がないので、動画視聴と顧客管理だけをKajabiで行っているようなイメージです。
↑実際にクライアント様に提案したフローイメージです。Kajabiと既存のWPサイトの機能を上手にわけることができるので、すでにサイトをお持ちの方は、Kajabi内でページを作成する必要がほとんどないので、割と簡単にコース販売を始めることができます。
👍サポートが速い
最後にKajabiのメリットは「サポートの速さ」です。類似サービスの中でKajabiは唯一の「24時間サポート」を行っています。
Thinkificやteachableがメールサポート、チケットサポートに対して、Kajabiはチャットサーポートを行っているので、気になる疑問や技術トラブルをその場で解決することができます。
利用者にとってこれほどの安心感はありません。特に僕はクライアント様からの疑問をKajabiサポートに問い合わせ代行を行うことが多いので、スムーズに対応していただけるとこちらも助かります。
特に日本の日中の時間は海外では夜であることが多いので、そんなに待ち時間なく解決することができるという意外なメリットもあります笑
サポートは英語になってしまうので、英語ができない方にはハードルが高いかもしれませんが、Kajabiのサポートスタッフは基本的に明るくて丁寧な方が多いので、Google翻訳などを使ってみても問題ないと思います。
↑チャットで色々と聞くことができ、その場で解決できるのは素晴らしいです。
↑もし、リアルタイムのチャットに自信がない方は、フォームからのチケットサポートも可能です。チケットサポートからメッセージを送った場合でも速ければ数時間で回答を得ることができます。
以下はThinkificの例ですが、メールでのやりとりになるので、かなり返事が遅いです。また、メールなので相手からの返信がなくても気づかずに未解決のままになってしまうこともあります。この点はThinkificの課題ではあると思います。
Kajabiのデメリット
個人的にはあまりKajabiのデメリットは感じませんが、強いて言うなら以下の点になります。
- 開始価格が他の類似サービスよりも高い → Thinkificがいいかも
- 無料プランがない → Thinkificがいいかも
- 採点試験機能がない → Thinkificがいいかも
- 作成できるコースに上限がある → Thinkificがいいかも
- コース証明書の発行にはサードパーティーツールが必要 → Thinkificがいいかも
Kajabi(カジャビ)の価格
Kajabiの価格プランについてまとめたいと思います。
Kajabiには無料プランはありませんが、無料トライアルがあります。
こちらのリンクから申し込むと14日間の無料トライアルを試すことができます。
※トライアル終了前に解約すれば課金されることはありません。
Kajabi(カジャビ)には大きく分けて3つのプランがあります。
プランの大きな違いは「作成できるコース」の違いになります。Basicプランだと3コースしか作成できないので、企業ベースでKajabiを利用される場合は最低でもGrowthプランが必要になると思います。
あとは、完全にKajabiのブランドを削除してホワイトラベル化をしたい場合はBasicプランではできないので、Growthプラン以上が必要になります。
Basicプラン(月額149ドル)
起業家や個人サロン運営者に向いているプランです。コースが3つしかないのが注意点ですが、あとは基本的Kajabiの機能を利用することができます。
一点注意点はアクティブメンバーが 1,000人までという点です。アクティブメンバーとは 過去30日以内に自分のアカウントにログインしたユーザーになります。
1,000人ものアクティブユーザーがいれば、それなりに売上も出ていると思うので、Growthプランにしてもいいと思います。
teachableやThinkificや国産のサービスでは取引手数料で数%取られてしまうのが一般的ですが、Kajabiの場合はオファー購入時の取引手数料に当たるものは0%というメリットがあります。ただし、決済に利用するStripeやPaypalでは同様に手数料がかかります。
Basicプランでも無制限のページ作成、無制限のメール送信機能を使うことができます。
Growthプラン(月額199ドル)
Growthプランの大きな特徴はコンタクト数が25,000件になるのと、アクティブユーザーが10倍の 10,000人になることです。また、オートメーションに関しては高度な条件指定をしてオートメーションを組めるようになるので、「Only if(…だった時だけ)」のようにより多彩なアプローチ方法を組むことができます。
また、Growthプランからアフィリエイト機能を使うことができるので、自分のユーザーにアフィリエイトリンクを発行してマーケティング活動を手伝ってもらうことができます。実際に自分のリンクから新しい購入が発生した場合は、マージンをそのユーザーに与えることができます。
サポートに関しては、Growthプランから24時間年中無休のチャットサポートを受けることができるようになります。ただ、Basicプランだとしても結構サポートからの回答は速いです。
ホワイトラベル化に関しては、このプランから「Powered by Kajabi」を削除できるのでブランド化を高めることができます。
Proプラン(月額399ドル)
Proプランにすると、すべての上限がかなり増加します。このプランでは3つのWEBサイトでKajabiを利用することができるので、新たに別のサイトを立ち上げる時はプロプランにすることをオススメします。
プロプランの大きな特徴はサイトのコードエディターを利用することができるようになることです。これにより、htmlをカスタマイズすることができるようになるので、より自由に自分のサイトをカスタマイズすることができるようになります。
まとめ
いかがでしたでしょうか? みなさんのニーズによると思いますが、Kajabiはかなり多くの点で他の類似サービスを上回っていると言えます。実際に僕のYoutubeでもLearnWorldやteachableなどのサービスをご紹介していますが、お問い合わせが来るのはほとんどKajabiです。
幸いなことに、Kajabiはフロントページを日本語にすることができるので、日本のユーザーにも評価されてきております。また、スマホアプリがあるので、自分のスクールのユーザーにとってもかなり使いやすいように設計されております。
僕の方ではKajabiの導入サポート、初期設定を約 10万円~、定期サポートを 月2万円~行っているので、興味のある方はお問い合わせいただければと思います。 🙂
Kajabiを無料で試したい方はこちらから14日の無料トライアルを行うことができます!
無料トライアル中のアカウントキャンセル方法
↓「Setting」 >>「Billing」に進みます。
↓こちらの「Please cancel my account」をクリックします。
無料トライアル期間であれば、上記の方法でキャンセルしていただければ1円も課金されることはありません。 🙂
Kajabiの導入支援はお願いできますか?
はい。Kajabiの導入支援や定期サポートを行っております。詳しくはお問い合わせくださいませ。Zoomなどでミーティングすることも可能です。
Kajabiのどのプランがオススメです。
オススメはGrowthプランです。Basicプランだと、作成できるコース数が3個までという制限があったり、Kajabiブランドを外すことができないというデメリットがあります。
Kajabiのほかにオススメのツールはありますか?
Kajabiの類似サービスとして thinkific,teachable,LearnWorldなどがあるので、Kajabiでは機能不足の場合は、これらも検討していただければと思います。
※追記 —–
この記事を書いた3日後にKajabiからまた別のパートナー報酬をいただきました!
↓今回はなんとパタゴニアのジャケットです!😎😎 引き続き、日本のユーザーにKajabiの良さをどんどん伝えてサポートをしていきたいと思います!