カントリーコードとは、各国をアルファベット2文字で表したものです。
例えば、日本は JP 、カナダは CA 、は CN のように基本的には英語にした時の頭文字などが利用されることがあります。ただ、国同士で似たようなアルファベット表記のものもあるので一概にこのルールで表記されるとは限りません。
また必ずしも英語表記でのアルファベットが反映されるとは限りません。例えば、ドイツ(英語:Germany)のカントリーコードは DE となっています。DEはGermanyという英語には含まれていませんがこれはドイツ語でドイツが Deutschland と呼ばれているためです。
※ちなみに DE だとデンマークと混合されやすいので、デンマークのカントリーコードは DK となっています。
このようにクロアチア語ではクロアチアは Hrvatska(フルヴァツカ) と呼ばれているため、その頭文字の HR がカントリーコードとなっています。
HRvatska ← HRがカントリーコード
多くの場合、国には独自の名前があり、英語での呼び方とはかなり異なる場合があります。私たち日本も日本語だと「Nihon もしくは Nippon」と呼び、英語だとJapanとなる感じです。
ちなみに、オーストリアは独自の言語で Oesterreich と呼ばれ、ギリシャは Hellas と呼ばれたりするので、私たちが知っている国名が必ずしも現地の人も読んでいる名前とは違うということです 🙂
↓ シンプルなカントリーコード例
国名 | コード |
Colombia コロンビア | CO |
Cuba キューバ | CU |
India インド | IN |
Jordan ジョーダン/ヨルダン | JO |
Qatar カタール | QA |
↓ ちょっと癖のあるカントリーコード例
国名 | コード |
Algeria アルジェリア | DZ 昔は Zirid dynasty と呼ばれていたため |
Cambodia カンボジア | KH 昔は Khmer (クーメル王国)と呼ばれていたため |
Sri Lanka スリランカ | LK |
Switzerland スイス | CH ※スイス連邦をあらわす Confederatio Helvetica から |
Croatia クロアチア | HR |
なぜクロアチアのカントリーコードはHRですか?
クロアチア語でクロアチアのことをHrvatska(フルヴァツカ)と呼ぶからです。ちなみにクロアチアの頭文字の CR はコスタリカ(Costa Rica)のカントリーコードとなっています。