マーケティング

メールがGmailの「プロモーション」に行ってしまう理由とその解決方法10個

この記事を読んでいる方は、皆さんが送信したマーケティングメールがGmailの「プロモーション」のタブに届いてしまったことがあるという経験をお持ちだと思います。

今回は、その理由と解決方法についてご紹介したいと思います。

Gmailのプロモーションタブとは?

Gmailのプロモーションタブは 2013年のアップデートで追加された機能です。それまではメールボックスは一つしかありませんでしたが、このアップデートにより上図のように「メイン」「ソーシャル」「プロモーション」の3つのボックスに分けられるようになりました。(設定によってはもっと細かくわけることも可能です。)

時々誤解されることがありますが、これはGmail独自の機能なので、他のメールソフトを利用している方はプロモーションタブという概念はないかと思います。(中には類似機能を提供しているメールソフトもあります。)

ただ、日本でも個人の方のほとんどはGmail経由でメールを確認されている方が多いと思います。

Gmailのプロモーションは、簡単に説明すると「すべてのマーケティング、プロモーション、メルマガなどが届く場所」です。

メールユーザーにとっては、プロモーション系のメールを読みたい人もいれば、読みたいくない人もいるので、ここのプロモーションタブを開く人と全く開かない人とでは大きく分かれると思います。

なぜメールがGmailの[プロモーション]タブに配信されるの?

Gmailは、AIを使用してすべてのメールをスキャンしています。Eメールの内容、HTMLコード、送信者のメールアドレスなど、複雑で巧妙なアルゴリズムによって振り分けの決定をしています。

なので、前提としてGmailがそのメールを「メイン」にするか「プロモーション」にするか「ソーシャル」にするかを決めて振り分けています。また、メールの配信元(差出人)が誰で誰宛に配信しているかということもGmailはスキャンしています。

他にも以下のようなポイントが振り分けの判断材料とされることが多いです。

  • メールがパーソナライズされていない場合
  • メール内のリンク(URL)が多すぎる
  • 画像が多すぎる
  • セールス文言が多い(無料、限定、お得、セールなど)
  • 支離滅裂な内容
  • メールの文章が長すぎる
  • HTMLコーディングが多すぎる
  • 受信者側の好み・傾向

など

(上記はほんの一例です。)

冒頭でも説明した通り、「プロモーション」タブに振り分けられたメールの開封率は 20% ほどとされており、これは「メイン」タブに比べるとかなり低い値とされています。

なので、もし皆さんがマーケターであれば配信メールを「プロモーション」から「メイン」にして、コンバージョン率を上げることが重要となってきます。

以下は、配信メールをGmailのプロモーションタブから回避する戦略をご紹介しています。

※ちなみに、Yahooメールなどにも「プロモーション」BOXの機能があり、基本的な仕組みはGmailと同じです。

Gmailのプロモーションタブを回避するための10個の効果的な戦略

①メール内のリンクの数を減らす

マーケティング系のメールと通常の会話型のメールの大きな違いは「リンク(URL)」の数です。

もしメインボックスにメールを届けたい場合は、リンク数を最小限にする必要があります。メール内にリンクを詰めすぎると、メールがプロモーションタブに届けられる可能性が上がってしまいます。

②画像を極力減らす

画像を利用することで、確かにメールの見栄えを良くします。ただ、画像を多用してしまうと、リンク数と同様の理由で宣言向けのメールということがGmailに伝わってしまいます。

ただ、画像なしのメールはあまりにも質素だと思うので、最小限の画像の数を利用するように心がけしましょう。

例:あまり多くの画像を追加しないでください

具体的な画像の数はGmailのアルゴリズム次第ですが、上記のメールは実際にメインタブに届きました。⑩でもご紹介していますが、みなさんのメインタブのメールで、実際受信されたPR系のメールを参考にいただくのも良いかと思います。

③メールをパーソナライズします

複数のユーザー宛にメールを送信する時は、メールの変数/パーソナライズ機能を利用することでプロモーションタブを回避できる可能性があがります。

例えば、以下はKAJABIの例ですが、「○○様」の部分には、自動的に受信者の名前が入るようにパーソナライズすることができます。

この方法は海外でも効果的な方法の一つとしてされているので、もしみなさんのメール配信ツールでもこの機能が利用可能な場合は、行っていただくのがよいかと思います。

また、可能であれば件名にも「○○様」と入れることで、プロモーションタブを回避できるだけでなく、開封率自体も上がるようになります。

④スパムトリガーとなるキーワードを避ける

Gmailは、キーワードもフィルターをかけています。以下のようなキーワードを使用すると、プロモーションタブに分けられる可能性が上がりますので避けましょう。

  • 無料
  • セール
  • オファー
  • 割引
  • 激安
  • 稼げます
  • お金をゲットできます
  • クレジットカード不要
  • 収入
  • 在宅ビジネス
  • 寝ている間
  • 現金
  • 手数料なし
  • 全額払い戻し

など。

このNGキーワードについては、検索すると色々と出てきます。みなさんの方で色々検索いただければと思います。

⑤フッターを整理します

メールのフッターは複雑にする必要はありません。必要最低限のリンクと説明文があればOKです。

⑥ユーザー(購読者)にお願いする

Gmailでは、メールをプロモーションからメインに移動することが、Gmailの[プロモーション]タブを回避するための最も完全な方法です。

一度、その差出人からのメールをメインに移動すれば、Gmailは今後その送信者からのメールをメインに届けてくれるようになります。可能であればサンキューページや最初のサンキューメールなどで、「もしメールがプロモーションタブに届いてしまう場合は、メインに移動していただくことで、今後はメインタブにて受信できます。」のような旨の依頼をします。

⑦シンプルなメールを送信します

簡潔なメールを送信することはプロモーションタブを回避することにつながります。これは個人間の会話メールと似ているので、Gmailはそれをメインに届けてくれる可能性が高くなります。

また件名も短くしていくことで、すべてのテキストを読んでもらいやすくなります。

↓あまりにも長いと、画面幅によっては省略されてしまいます。

⑧メールリストをセグメントする

Gmailでは複雑なアルゴリズムによって、そのメールを「メイン」「プロモーション」「迷惑メール」に振り分けることを決定しています。

特に「迷惑メール」に振り分られてしまう一つの原因として、「そのメールが迷惑メールとして報告されている」ということがあります。

つまり、皆さんが送信したメールにおいて、迷惑メールの報告が多いと、送信者の評判が下がるということです。Gmailとしては、当然他のユーザーからの報告が多ければ、「この送信者のメールは迷惑メールかな?」と判断するでしょう。

これは、小規模のビジネスではあまり影響がありませんが、みなさんのメーリングリストが多くなればなるほど、みなさんの配信しているメールにマッチしないユーザーも現れます

例えば、新製品のお知らせに興味のない人にどんどんPRのメールを送信してしまうと、「迷惑メール」として報告されてしまう可能性があります。

なので、対策としては定期的にメーリングリストを見直して、開封していない人やリンクのクリックをしていない人には配信をやめたりすることが重要です。もしくは、細かくユーザーをセグメント化して、地域・性別・年齢などそのユーザーグループにあったメールの内容を配信することで、できる限りそのユーザーの興味にあった内容を送信することができ、迷惑メールとして報告されることが少なくなります。

⑨登録解除リンクを追加します

もしみなさんがメール配信サービス(ツール)を利用しているのであれば、ほぼ必ず自動的にメールフッタには「講読解除」のリンクが設定してあるので大丈夫かと思います。

スパムメールのほとんどは、この「講読解除」のURLを設置していないので、自動的に迷惑メール等に振り分けられてしまいます。

⑩他のメールを参考にする

ビジネスで上手く成功するには、他のビジネスを真似ることも大切です。

みなさんの実際のGmailの「メイン」タブの中にもプロモーション系のメールは存在していると思います。そのメールの中身を確認することで、なぜそのメールがメインに届いたのかを調べることも大切です。

そのメールは恐らく上記で説明したポイントをある程度クリアできているからだと思います。

みなさんが利用している何かしらのサービスから、プロモーション系のメールが届いているかと思うので、そういうのを参考にしていただくのが大事です。

その他の豆知識

「プロモーション」タブ自体を無効にすることも可能

これは受信者自身の設定になりますが、Gmailのタブ機能を無効にすることも可能です。

↓設定 > 受信トレイ の設定から、不要なタブのチェックを外すことでプロモーションタブなどを無効にできます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。Gmailの「マーケティング」タブに送信されてしまう現象は、最終的には受け取り側の好み・傾向によって左右されることが多いです。ただ、上記のポイントを踏まえた上で皆さんのメールコンテンツを作成いただくことで、できる限りメインの方に届けるということも可能かと思います。

最近のメール配信ツールは、その辺も考慮しており、パーソナライズ機能などは備わっているので、しっかりとその機能を利用して最適化したメールを配信するように心がけてください。

FAQ

メールがGmailの「プロモーション」タブに移動しないようにするにはどうすればよいですか。

プロモーションタブを回避するためのいくつかのベストプラクティスは次のとおりです。 ①メール内のリンクが多すぎないようにしてください ②スパムトリガーワードの使用は避けてください ③長文メールの送信は避けてください

Gmailの「プロモーション」タブを無効にするにはどうすればよいですか?

右上隅にある歯車の形をしたアイコン(設定)に移動します。セットアップ受信ボックスでプロモーションオプションを無効にします。

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旅人ほだ

貴重なお時間をこのブログに割いていただきありがとうございます :) ITフリーランス・WordPressエキスパート・海外クラウドサービス導入・IT翻訳・動画制作などを行っています。最近はKAJABIがマイブーム。 英語/ポーランド語が話せます。
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